「心の羅針盤」を持ちたいとPart1で書きました。
「心の羅針盤」を狂わせるものは何とPart2で書きました。
今日のテーマは、「心の羅針盤(Part3)」です。
羅針盤が差している方向を見誤ることがあります。
羅針盤を見ようとしない時があります。
私は、何がしたかったのか。
私は、何をしにここに来たのか。
遠い記憶は鮮明に思い出すけど、昨日の食事メニューはもう忘れた。
ではありません。
プロジェクトを始める時、最初にやることは「基本方針(コンセプト)」を決めることです。
「安くて、機能的で短納期」というように具体的ではありません。
「心が通い合うような研究施設」とか、「もう一度停めたい駐車場」とか、
よく解らないけど、なんとなくわかるんじゃない。
つまり、抽象的。
だけど、皆が思いを込められるようなキャッチフレーズです。
皆の想いはそれぞれだけど、一つにまとまると楽しいじゃないか。
心の羅針盤が差す方向は、ピンポイントではない方が良い。
漠然とこちらの方向を指している。
羅針盤は、遠くを指している方が良い。
近くだと、ジグザグになりぶれてしまう。
なんか違うんじゃいと感じることがあります。
これです。求めていることと違う。
大筋、この方向。差しているフォーカスから外れたなと感じます。
羅針盤を無視するくらいなら持たぬ方が良い。
うそをつくくらいなら、黙っている方が良い。
心の呵責が重荷にならぬよう、羅針盤の土台を元に戻し、もう一度磨きましょう。
多くの人が忘れてしまう。
自分は何がしたかったのか。
心の奥底と話しましょう。
そうだったの。違うでしょう。
それは辛いことだけど、
「心の羅針盤」のおかげで、早く歩もうとした道に戻れるかもしれない。
疲れたとか、うまくいかないとか、いつもあること。
できることから始めれば、心の羅針盤にかかっているもやもやが段々と晴れてきます。
そうしようと決めたら、うじうじしないでまたやってみることです。
たんぽぽの 決めたんだからと じゃりに咲く
2016年11月21日
2015年5月2日投稿記事「心の羅針盤」を参照ください。
2016年10月22日投稿記事「心の羅針盤(Part2)」を参照ください。
<投稿後の感想>
私は、エアーポケットのような時間を感じることがあります。
何にもしたくない。できないような気がします。
どうしてこんなことに。と疑心暗鬼になります。
すべて、自分の至らなさです。
心の整理がつけばと、ブログを書くことがあります。
今日も、そんな一日でした。