故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

心の羅針盤(Part3)

2016-11-21 09:21:34 | プロジェクトエンジニアー

「心の羅針盤」を持ちたいとPart1で書きました。
「心の羅針盤」を狂わせるものは何とPart2で書きました。

今日のテーマは、「心の羅針盤(Part3)」です。
羅針盤が差している方向を見誤ることがあります。
羅針盤を見ようとしない時があります。

私は、何がしたかったのか。
私は、何をしにここに来たのか。

遠い記憶は鮮明に思い出すけど、昨日の食事メニューはもう忘れた。
ではありません。

プロジェクトを始める時、最初にやることは「基本方針(コンセプト)」を決めることです。
「安くて、機能的で短納期」というように具体的ではありません。
「心が通い合うような研究施設」とか、「もう一度停めたい駐車場」とか、
よく解らないけど、なんとなくわかるんじゃない。
つまり、抽象的。
だけど、皆が思いを込められるようなキャッチフレーズです。
皆の想いはそれぞれだけど、一つにまとまると楽しいじゃないか。

心の羅針盤が差す方向は、ピンポイントではない方が良い。
漠然とこちらの方向を指している。
羅針盤は、遠くを指している方が良い。
近くだと、ジグザグになりぶれてしまう。

なんか違うんじゃいと感じることがあります。
これです。求めていることと違う。
大筋、この方向。差しているフォーカスから外れたなと感じます。

羅針盤を無視するくらいなら持たぬ方が良い。
うそをつくくらいなら、黙っている方が良い。
心の呵責が重荷にならぬよう、羅針盤の土台を元に戻し、もう一度磨きましょう。

多くの人が忘れてしまう。
自分は何がしたかったのか。
心の奥底と話しましょう。
そうだったの。違うでしょう。

それは辛いことだけど、
「心の羅針盤」のおかげで、早く歩もうとした道に戻れるかもしれない。

疲れたとか、うまくいかないとか、いつもあること。
できることから始めれば、心の羅針盤にかかっているもやもやが段々と晴れてきます。
そうしようと決めたら、うじうじしないでまたやってみることです。

たんぽぽの 決めたんだからと じゃりに咲く

2016年11月21日

2015年5月2日投稿記事「心の羅針盤」を参照ください。
2016年10月22日投稿記事「心の羅針盤(Part2)」を参照ください。

<投稿後の感想>
私は、エアーポケットのような時間を感じることがあります。
何にもしたくない。できないような気がします。
どうしてこんなことに。と疑心暗鬼になります。
すべて、自分の至らなさです。
心の整理がつけばと、ブログを書くことがあります。
今日も、そんな一日でした。
コメント
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