仕事が趣味と題名をつけました。
変わった方のように見えました。
仕事を楽しんでいるように見えました。
たったそれだけの想いで、このタイトルは僭越でした。
いずれ、変える時が来るでしょう。
今日のタイトルは、「一つ仕事が加わった」です。
寒い朝、ファンヒーターを誰が点けに行くか、寝たふりをして待っています。
トイレに行くのを限界まで我慢します。
これは、我慢比べか。
そして、誰かがあきらめたようにスイッチを押します。
我が家では、私の役目です。
昔型の石油コンロが欲しい。と妻が言います。
上にやかんが掛けられるあのタイプです。
急場しのぎで七輪を出してきました。
炭に火を熾す仕事が一つ加わりました。
降った雪が凍っています。
どうでしたか。と市役所の方から言われました。
まだまだ寒くなりますよ。と脅かされました。
外部の水道管のヒーター線のコンセントを差し込みました。
実に6か所もありました。おまじないのようなものです。
ああ、これで水道管対策はできた。
炭が起こった頃、妻がお茶を淹れてくれます。
古屋に移った時に見たものは、ガラクタばかりに見えました。
住んでいくうちに、あれもあったな、これもあったなと引っ張り出してきました。
筍を大量にいただき、大鍋を出してきました。
人を呼んだ時、食器を引っ張り出してきました。
無用と思ったベランダに、柿を干しました。
捨てなくて良かった。
生きていくために、無用なものは何もなかった。
この地に生きて来た先人の知恵でした。
寒さ対策の仕事が一つ加わりました。
雪で覆われた畑で仕事ができなくなりました。
妻はせっせと編物です。私は、書き物です。
なにしろ、一冬を越さなければ。
呪文のように唱えるこの頃です。
寒いのか 天気予報じゃ わかんめえ
2016年11月26日