柏の葉です。
タイトルは、何を包もうか。
お餅ですか。おにぎりですか。
柏の葉を見て、何かを包もうという気持ちになりました。
しばらく書けませんでした。
原因は、マスターズです。
一日8時間のLIVE放送は嬉しいことでしたが、とにかく眠かった。
今日のタイトルは、「根を張る」です。
やらなければならないことがありました。
畑をうねる(耕す)。
畑を日陰にする大木を伐る。
枝が伸び放題の梅の木を切る。
義兄のこと。
横浜の家のこと。
カフェのこと。
友人が、トラクターで半日耕してくれました。
草がなくなり、土がふかふかになりました。
お礼は、めったに売れない酒屋で買う芋焼酎です。
売れない酒屋の埃をかぶった焼酎は、間違いなく古酒になっています。
桑の大木は、自分でチェーンソーを使って伐りました。
金物屋でチェーンソーの刃研ぎの仕方を教わりました。
梅の木はというと、
ゴルフ場のグリーンキーパーをされてた方が、
「俺に切らせろ」と木に昇り枝打ちをしてくれました。
私は下で、落とした枝を片付けるだけでした。
この辺りでは、部落総出で農道の整備をします。
春とは言っても、4月の5時は-1℃でした。
耕作放棄地の畑を縫っていく、農道に砂利を撒くのが仕事です。
妻がやるパン教室に、地域のお母さんたちが来られます。
さすがに手際が良い。次から次に美味しそうなパンが焼きあがりました。
家族が待つ自宅に、ほかほかのパンを持って帰られました。
カフェでやっている編物教室にも、お母さんたちが通って来られます。
妻も加わり、いつ仕上がるのかしらと楽しそうです。
子供達の勧めでガスを止めた、92歳のおばあちゃんが来られました。
何か食わしてもらえるんだろうか。
いつでもいいですよ。あるもので何か作ります。
背筋をしゃんと伸ばして、嬉しそうに帰られました。
ゴルフシーズン到来で、打ち上げはカフェと、一か月も前から予約してくれます。
商工会の女性部が使ってくれます。こちらは舌が肥えていて手ごわいのです。
気づいたら、根を張っていました。
自分にしかできないことをやり続けています。
今年が3年目(最終年)の地域おこしの仕事です。
カフェはこのあとどうするのか、私達はいなくなってしまうのか。
地域の方々が心配されています。
地域に根を張りながら、自宅のある横浜のことが気にかかります。
息子が家を継いでくれる。修繕の仕方を教えなければなりません。
一家を張る心構えも伝えなければなりません。
義兄の家も片付けなければなりません。
息子が手伝ってくれると言っています。
根を張る。
浮き草人生の私にできること。
いっぱい経験させてもらいました。
経験の全てが生きる、残りの人生です。
きっと幸せなことです。
人との関わり合いの中から生まれる様々な人間模様が薬です。
時には苦いこともありました。
好きなように生きてよいのです。
今までにない解放感です。
それだけきつい。
種植えて 芽が出て次も 待ったなし
2018年4月10日