故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

子に伝える

2018-04-14 08:14:33 | プロジェクトエンジニアー

僕一人で渡れるよ。
孫がこう言って川を渡り切りました。


今日のタイトルは、「子に伝える」です。
孫は渡れるよと言ってくれましたが、子供は心配でした。
親不孝を繰り返してきた私が子を持った。
かみさんも、子供を望んでくれた。
よーけ(たくさん:広島弁)できました。
だけど、育て方が分かりませんでした。
子供達は、勝手に大きくなって私の前に現れました。

転職したいけど、何を基準にしたらよいのか。
家庭が上手くいかないけど、どう気持ちを持ち続けたら良いのか。
自分だけにしかできない、オンリーワンになるためにはどうしたら良いのか。
独立した子供たちの悩みはつきません。

横浜の自宅のトイレの天井が落ちました。
天井の中には、大きなスズメバチの巣が残っていました。
巣の主たちも巣立って空っぽでした。
外壁に穴が開いている。

外壁の穴は、内部から発泡スチロール材(20mm厚)で塞ぎました。
天井は、色のついたベニア材を取り付け壁際に巾木(天井と壁の仕舞)を回しました。
正式な修繕方法ではありません。
化粧ベニア板はケイカル板であるべきだし、
外壁は足場を組んで、板を打ち付けるべきでした。
とりあえず、息子と一緒にやりました。

自宅を息子に生前贈与するための相談をしに司法書士を訪ねました。
息子は、借金(ローンの返済残)ごと受け継ぐことを決意してくれました。
義兄の法定後見人になる手続きも分担してくれることになりました。

娘は、私と息子のために料理をこさえてくれました。
久しぶりにヘビーな料理を美味しくいただきました。

伝えることなどありません。
見せる背中もありません。
あるのは、反面教師の姿だけです。

子供達は、それでも良いと言ってくれてるようです。
私の生きざまを笑顔で見てくれているような気がします。
子離れ、親離れを進める私達です。
時間をかけて楽しんでいきたいと思います。
息子も娘も家族を持ちたいと思っているようです。
それがなにより嬉しい親心です。

からっぽに してから渡す 親心

2018年4月14日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする