
絵のタイトルは、春の雪。
3月中旬、なごり雪が降りました。
冬タイヤのままでよかったと思いました。
昨日は、勢いで会津を訪ねました。
お好み焼きの師匠の味を久しぶりに堪能しました。
今日のタイトルは、「先輩と嵐」です。
毎日が忙しかった。
先輩が来るとなると、生活が一週間ほど一変します。
胃を全摘した先輩は、食事後しばらくは横になることができません。
テレビを観ながら、とろとろと寝ることになります。
鉄工所をやっていた頃はお尻ももりもりでしたが、今は見る影もなく筋肉がそぎ落とされました。
いわゆる床ずれが眠りを妨げます。
先輩が、わずか2日間でも我が家にいるときのように過ごしていただきたい。
そんな思いで、家の片づけ模様替えが始まります。
準備とゴルフと反省会。
そして、後片付けです。
私たちも同じように疲れるようになりました。
先輩が来るのは嬉しいが、帰られてほっとするようなことになってしまいました。
先輩の一日を聞きました。
毎日が、日曜日の生活です。
朝ごはんを作って、食べる。
新聞の折り込みを集めて片づける。
テレビを観ながらうとうと。
昼ごはんにラーメンを作って食べる。
また、同じようにうとうと。
どこかに出かける用事もない。
散歩に行くのも億劫だ。
そうして、日だけが過ぎていく。
暇で死にそうだ。
先輩が来ると、家が一瞬きれいになります。
いつまでも続けたい。
先輩と嵐。
先輩にとって、スケジュールが埋まることがなにより嬉しいことなのです。
年間、何十日か我が家で過ごす。
先輩を甘やかさない手を考えなければなりません。
春から秋まで農業を手伝ってもらうことにしました。
草刈も剪定もしていただきましょう。
合間にゴルフです。
カフェだって手伝っていただきましょう。
遊ばせることはないのです。
疲れたら温泉に行けばよい。
暇で死にそうなんだから、仕事を手伝っていただきましょう。
私たちは忙しくて死にそうなんだから。
今日もばあちゃんたちの予約が入っています。
楽しみに来られるばあちゃんたちです。
仲間の一人が昨年末に他界されました。
控えていた食事会を再開されました。
応援しなくてはならんでしょう。
先輩と嵐でした。
なごり雪 梅に桜と 急ぎ足
2019年3月14日