絵のタイトルは、「めざす」です。
いくつになっても、めざすものがあるのは嬉しいことでしょう。
今日のタイトルは、「1.5ラウンド」です。
昨日は、先輩、先輩の友人と私達でラウンドしました。
1ラウンド終わっても余力があるのか、「もうハーフしたいな」と先輩たちから声があがりました。
結果が思い通りでなかったとも考えられます。
先輩も友人も70代後半です。
コース内をカートで回れるコースでした。腕前も似たようなものです。
ゴルフを始めたころ、夏の暑い日差しのなかでやっと1ラウンド終わったと思いきや、
もうハーフと誰かが声をかけました。勝ってるものはさらにやっつけてやるかと受けて立ちました。
人一倍歩く、打つ回数が多い私は、「ええ、まだやるの」という感じでした。
今から帰ると、都心で高速が混むから、ハーフやっても同じ時間と計算されたのかもしれません。
その仲間も、一人か欠け二人欠け、残っているものだって大病を克服したものばかりです。
それでも、年間50ラウンド回っておられます。
仲間がいると言うことでもあり、体力、時間とお金に余裕があることになるのでしょう。
妻と再婚したころ、私はゴルフを習いたてで面白くなるころでした。
妻も先輩に手ほどきを受けました。
週末、義兄のサポート(食材を届け、会話する)をしに行くだけでなく、ゴルフの練習が加わりました。
妻も私もはまってしまいました。そして、去年はついに私達も年間50ラウンドの仲間入りをしました。
地域の友人も社長業を息子に譲り、平日もゴルフができるようになりました。
それまでは、早朝ゴルフをしたのち仕事でした。
開眼したのか、腕もあがりました。私の良きライバルです。
この辺りは、10分で行けるゴルフ場も多く、いわゆるゴルフ場銀座です。
選択肢も多く料金も安い。先輩は我が家に泊り、1ラウンドして帰る。
ゴルフの前後に、地域の友人たちといっぱいやるのが通例です。
先輩もゴルフ後の長距離運転は少しきつくなったとのことでした。
ゴルフ好きの「もうハーフ」は、単なる負けず嫌いの象徴です。
まだまだ元気です。そのうち、掛け声だけの「もうハーフ」になることでしょう。
認知が始まりスコアのつけ方だっていい加減になるはずです。こんなもんだろう。
私は、いまだに先輩を越えられません。先輩の溜引が下がる音が聞こえてきます。
1ヤードでも先輩のボールが飛んだ時は、わざわざ皆を呼んで喜んでいます。
生きがいはどこに転がっているかわかりません。
私のナイスショットが木に当たると、ほくそ笑んでおられるようです。
いつまでも、師匠を越えられない私です。
目標は 自然が相手 越えられぬ
2020年1月15日