故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

感激

2020-11-02 08:16:26 | よもやま話

絵のタイトルは、「時空」です。
ザルツブルグ駅前の画廊の窓の中に、モーツアルトは収まっていました。
こんなに固い顔をしていたのかしら。


今日のタイトルは「感激」です。
カフェに穴をあけ、いつ電話がかかってくるか分からない。
そんななかでこのテーマは、重い。
だけど今書かないと、書けないかもしれない。

感激とは、
深く感動して気持ちが奮い立つこと。強く心を動かすこと。
(広辞苑より)

病気をして、なんとかハラスメントの恐怖から、立ち上がれない。
こんなことではいけない。なんとか、きっかけが欲しい。
かつてアバの曲を聞いていて、アグネッタは感動する力も聞き手に送ってくれていると感じた。
感動することはよくあること。
次の行動まで誘発させることが、感激だと知る。
俺も何かをしなけりゃ、いけない。
できることからやってみるか。

感動は、五感で感じる。
鯛のあらを煮る。煮凝りが美味しい。味覚で感じる。
歌いだしで、心を掴まれる。聴覚で感じる。
好きなウナギのかば焼きは、嗅覚で食欲が湧いてくる。
赤ちゃんのほっぺを触り、なんとも癒される。触覚。
十三夜の月。視覚でも感動する。
この辺りでは、「月泥棒」の風習がある。子供たちは自由にお供え物を持っていく。
電話がかかってきた。この時間には、誰かおよそ検討がつく。六感が強い人もいる。

何が必要か。自分は、何ができるのか。
地域おこし協力隊の仕事は、結局「自分探し」であった。
移住者は相手にされない。不自由を経験した。
何をやってもいいのだと、自由を満喫している。
ピンチがチャンス。まだまだ、やれる。
人を大勢使っている頃は、腰痛に苦しんだ。
なんでも、自分でやらなければならなくなったら、身体が丈夫になった。

感動を感激に変えるのは、なんだろう。
どん底で味わった苦いものを忘れられない。すれすれに生きて来た。
これがあったから強くなれたと思える。なんと、時間の長いこと。
感激は、創り出すもの。
感動を抱いても、次の行動を起こさぬ限り感激にはならない。
目を開けたまま流れる涙であったり、突いて出てくる咆哮かもしれない。
やれるかもしれない。きっとできる。
もう大丈夫です。
一皮むけた。

寝て起きて 生きていなさい 聞いたよな

2020年11月2日
コメント
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