テレビで通販の宣伝を視ます。
高血圧、メタボ、関節痛、視力減退、内臓疾患、性欲減退とネガティブな症状で脅かされます。
どれも当てはまるかかすっています。
即効薬のごとく、宣伝に乗って試してみたい。
果たしてそれで良いのでしょうか。
今日のタイトルは、「年寄りこそ頑張れ」です。
長老(86歳)がハウスのビニールを川岸で張っていて、川底へ落ち骨を折りました。
農業用自動車(小型特殊車両)というものがあって、
曲がり角から崖を一回転して落ち、夫婦で入院しました。
2か月後、ビニールハウスでジャガイモを作っていました。
不死身です。
子供からは、農業中止要請が出ています。
「やめたら、すぐにでも、お前たちが私達の面倒をみるのだよ」と黙らし、
今でも村一軒の専業農家を続けています。
定年後の人生は、現役で働いていた年数と同じです。
歳を重ねるごとに、昔のように動けたらとできることをなんとか続けます。
できることは、身体の不調と共に少なくなっていきます。
定年後も再雇用で働くことを選択する。
手に職があれば、動けなくなるまで働ける。
そうして、残った機能をフル活用です。
果たしてそれで良いのでしょうか。
江田島湾が見えないからという理由で、耕作放棄地の雑木を伐っています。
ここまでと思いながら、とうとう7段の田んぼの雑木を伐り、草を刈りました。
先輩たちが諦めて、新参者にも到底できない代物でした。
やらせて欲しいと宣言したからには、やめるわけにはいきませんでした。
大いなる、馬鹿げた挑戦です。
終わってみれば、「昔からこうだった」と思えるから不思議です。
切った木を木柵にし、束(自由にどうぞお持ちください)にすることまで考えています。
途方もない作業量です。
熊野古道は17年の歳月をかけて、見えて来たのです。
今も、誰かが通っています。
できるかな。
できるとも。
2023年2月26日
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