故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

年寄りこそ頑張れ

2023-02-26 06:35:55 | よもやま話

テレビで通販の宣伝を視ます。
高血圧、メタボ、関節痛、視力減退、内臓疾患、性欲減退とネガティブな症状で脅かされます。
どれも当てはまるかかすっています。
即効薬のごとく、宣伝に乗って試してみたい。
果たしてそれで良いのでしょうか。

今日のタイトルは、「年寄りこそ頑張れ」です。

長老(86歳)がハウスのビニールを川岸で張っていて、川底へ落ち骨を折りました。
農業用自動車(小型特殊車両)というものがあって、
曲がり角から崖を一回転して落ち、夫婦で入院しました。
2か月後、ビニールハウスでジャガイモを作っていました。
不死身です。
子供からは、農業中止要請が出ています。
「やめたら、すぐにでも、お前たちが私達の面倒をみるのだよ」と黙らし、
今でも村一軒の専業農家を続けています。

定年後の人生は、現役で働いていた年数と同じです。
歳を重ねるごとに、昔のように動けたらとできることをなんとか続けます。
できることは、身体の不調と共に少なくなっていきます。
定年後も再雇用で働くことを選択する。
手に職があれば、動けなくなるまで働ける。
そうして、残った機能をフル活用です。
果たしてそれで良いのでしょうか。

江田島湾が見えないからという理由で、耕作放棄地の雑木を伐っています。
ここまでと思いながら、とうとう7段の田んぼの雑木を伐り、草を刈りました。
先輩たちが諦めて、新参者にも到底できない代物でした。
やらせて欲しいと宣言したからには、やめるわけにはいきませんでした。
大いなる、馬鹿げた挑戦です。
終わってみれば、「昔からこうだった」と思えるから不思議です。

切った木を木柵にし、束(自由にどうぞお持ちください)にすることまで考えています。
途方もない作業量です。
熊野古道は17年の歳月をかけて、見えて来たのです。
今も、誰かが通っています。
できるかな。
できるとも。

2023年2月26日
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スーパーマンはいない | トップ | 耕作放棄地 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

よもやま話」カテゴリの最新記事