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絵のタイトルは、「金目鯛」です。
副題に、「どや、うまいぞ」と書いています。
恐ろしいほど不細工な面用の魚です。
私は命をいただき、生きながらえる。
今日のタイトルは、「丸くはならんぞ」です。
藤沢周平が描く、昼間は縁側で鼻を垂れる爺様のこと。
嫁子が、かいがいしく鼻を拭く。
爺様は、選ばれし刺客をなすために、夜な夜な天狗となり疾駆する。
まさかの展開で、本懐を遂げる。その夜に、嫁子を抱く。
嫁子の口から愉悦の声が漏れ、翌朝自害する。
そんな話であった。
歳をとるごとに丸くなる。
争いはいかん、平和な世の中の期待を込め詩を書く。
辛い経験がそうさせる。
私は思う。
望んだって、良くはならない。
一人の大人として、何かに力を注ぐ。
少しの真実に、大嘘を混じらせブログを書き続ける。
この頃見る夢は、頭脳崩壊を思わせる突拍子もないことが多い。
ダイハードのように、ガラスのショーウインドーに身体ごと頭から突進する夢を見る。
私は、現役である。誰の力も借りずに生きていける。
もう少しだけと日々延長戦を戦う。
いやいや、9回裏ツーアウトを楽しんでいる。私は、どうするだろう。
「丸くはならない」とは、頑固一徹とは違う。
青島幸雄扮する、意地悪ばあさんのように、柔軟にしたたかに矛盾を突く生き方を求めたい。
世の中には、してはならぬことは数限りなくある。
駅ピアノのように、想いを調べに載せて誰かに伝えたい。
そんなことがしたい。
来月来店されるまで、似顔絵を仕上げておきます。
若い来店者に約束した。
明日の夕方、その方々が来店される。予約が入った。
やるしかない。「2Hr/枚 x 6枚」の葛藤が始まる。
大口を 叩き後悔 追いつめろ
2020年8月9日
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