故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

丸くはならんぞ

2020-08-09 05:26:19 | プロジェクトエンジニアー

絵のタイトルは、「金目鯛」です。
副題に、「どや、うまいぞ」と書いています。
恐ろしいほど不細工な面用の魚です。
私は命をいただき、生きながらえる。


今日のタイトルは、「丸くはならんぞ」です。
藤沢周平が描く、昼間は縁側で鼻を垂れる爺様のこと。
嫁子が、かいがいしく鼻を拭く。
爺様は、選ばれし刺客をなすために、夜な夜な天狗となり疾駆する。
まさかの展開で、本懐を遂げる。その夜に、嫁子を抱く。
嫁子の口から愉悦の声が漏れ、翌朝自害する。
そんな話であった。

歳をとるごとに丸くなる。
争いはいかん、平和な世の中の期待を込め詩を書く。
辛い経験がそうさせる。
私は思う。
望んだって、良くはならない。
一人の大人として、何かに力を注ぐ。
少しの真実に、大嘘を混じらせブログを書き続ける。
この頃見る夢は、頭脳崩壊を思わせる突拍子もないことが多い。
ダイハードのように、ガラスのショーウインドーに身体ごと頭から突進する夢を見る。
私は、現役である。誰の力も借りずに生きていける。
もう少しだけと日々延長戦を戦う。
いやいや、9回裏ツーアウトを楽しんでいる。私は、どうするだろう。

「丸くはならない」とは、頑固一徹とは違う。
青島幸雄扮する、意地悪ばあさんのように、柔軟にしたたかに矛盾を突く生き方を求めたい。
世の中には、してはならぬことは数限りなくある。
駅ピアノのように、想いを調べに載せて誰かに伝えたい。
そんなことがしたい。

来月来店されるまで、似顔絵を仕上げておきます。
若い来店者に約束した。
明日の夕方、その方々が来店される。予約が入った。
やるしかない。「2Hr/枚 x 6枚」の葛藤が始まる。

大口を 叩き後悔 追いつめろ

2020年8月9日
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