何回も引っ越しをした。
田舎から飛び出したかった。
ひとり暮らしがしたかった。
転勤で引っ越した。
転職で引っ越した。
外国に行きたかった。
役に立ちたかった。
今は、故郷の島に住んでいる。
故郷に帰ろうと思ったのは、恩返しをしたかったから。
引っ越しの前にその人たちは亡くなった。
本当にがっかりした。
帰郷し、一年が過ぎた。
今日のタイトルは、「イベントに出かけない」です。
公報でイベントの紹介がある。
図書館、博物館、美術館や公民館で催し物がある。
50余りのイベントから、出かけてみたいものをピックアップしたら5個あった。
外野から眺めるものが多い。
「地域清掃」と島に在住する外国人と「日本語を話そう」は、積極的な関りである。
田舎は、地縁血縁のグループが存在し、移住者は期待されないし融け込めない。
都会では、消費生活をする者だけが、地域やイベントと関わることが出来る。
どちらも世知辛く、余裕のない点から点の生活である。
都会にいた時、子供を通じて付き合ったが、進路の違いで消滅する。
田舎に帰って来ても、自分は浦島太郎である。
過疎の島では、内外の交流を持とうとイベントを企画する。
イベントに出かけようと思うが、グループが存在し溶け込めないと怖気づく。
何かを発言しようものなら、求めぬ役が回って来そうです。
自分と他人(高齢者)の耕作放棄地の草刈だけで精いっぱいである。
畑で作業をしていると誰かが話してくる。
見れば分かると、知らない土地に居る時のような詮索もない。
草刈をするだけで、少しは人の役にも立っている。
切った木をどうするか考える。
片付ける(整理、再利用、焼却&廃棄)だけでも一仕事です。
都会の「読書会」で感じたように、いろんな人が集まり自由にものが言いたい。
うわべだけの言葉のやり取りに興味はない。
腹を割って話せる友人を増やそう。
急ぐ必要はないと、経験が教えてくれる。
2023年3月4日
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