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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

修羅場をくぐり抜ける

2016-05-21 07:38:38 | プロジェクトエンジニアー

田舎の海の風景です。
瞬時に、あの頃に戻れます。


切羽詰まる。
時間がない。
金がない。
何よりどうしようもないのは、時間が無いことです。
こんな時こそ、力が湧いてくるものです。

だけどいい加減であってはならない。
そうして生きてきました。

かみさんにばれた。ばれそうになった。
ほとんど、ばれていた。
優しいかみさんは、わざと見逃してくれた。
切羽詰まるほど時間がないのに、どうしてそんなことを思い出すのでしょ。

今日のテーマは、「修羅場をくぐり抜ける」です。
向こうから酔っぱらいが来ます。
若くてすばしこい感じです。
もう少しです。
このままでは、肩があたります。
ええいままよ。とわざと肩をぶつけます。
そして、咄嗟に相手の胴に組み付きました。
あっけにとられている相手の後ろに回り、
耳元に、「飲みなおそう」とささやきます。

あっという間の出来事でした。
二人並んで、見知らぬ同士が飲んでいました。
こんな風にして、修羅場をくぐり抜けてきました。

今日も時間がありません。
でもこうして書いています。
アリスの時計を持って、常に走っているウサギのようです。

やはり、時間がありません。
ごめんなさい。
素直に最初から謝ればよいのに。
抵抗なんかするから。
そうして生きてきました。
毎日が修羅場と思えば、あわてることはありません。
とにかく切り抜ける。
そんな強い気持ちがあれば、知恵はついてくるものです。
諦めない。この気持ちこそ大事にしたい。

これでいいんでしょうか。
反省を繰り返すも、もう次の修羅場です。
妻から、時間がないのにあれもこれもまだよ。

すみません。
今日はこれまでとします。

走り過ぎ これでよかった ほっとした

2016年5月21日

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へびの姉さま

2016-05-20 07:16:50 | よもやま話

ある日、きゃーとは言わないまでも、
妻が変な植物が庭に出て来たと言う。
縞々の緑色の植物がひょろひょろと伸びてきて今の姿になった。


実だったか何かすり潰して塗ると痔に効くとか。
根だったか何かして、煎じて飲むと熱さましになるとか。
名前はわからない食虫植物です。

この辺では、「へびの姉さま」と近所の人が教えてくださいました。
神社の境内では、敢えて刈らずに残されている気がしました。
それとも草刈りのあと、ひょひょろと出て来たのだろうか。

葉の配置が絶妙です。
何かなと虫が近づいて来て、一休みのところに葉が配置されています。
私には解らない匂いかなんかがして、壺のようなところに虫が入ってみようかなと。
虫さん、葉に騙されてはいけません。

流行る店の前には、何気なくベンチや椅子があります。
やれやれと一息いれて、喉が渇いている、お腹が空いていることに気がつきます。
軒には、のれんが風に揺れています。アイスクリームあります。
そして、店の中が見えるような仕掛けになっていて、吸い込まれるように店内に。

癒しどころも同じです。
あの赤ちょうちんに飲みたいが反応します。
おいでおいでと言っています。

この地方には、ちょっと知らない植物が生えています。
ほったらかしの庭に何やら怪しげな植物が生えてきました。
よく見ると、扇子のような葉の上に赤茶色の袋があります。
聞いたところ、「くまがいそう」と言う名前でした。
花はもう終わりました。

庭には、まだ知らぬ名の植物がいっぱいです。
敢えて刈らずに待っています。どうなるのかな。と。

朝餉前 妻がいそいそ 芽が出たか

2016年5月20日

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ちょっとずつの不安

2016-05-19 06:41:33 | よもやま話

最終日の松山は、「ちょっとずつの不安があった」とコメントを残した。
それでも大きく崩れることなく頑張ったように思う。
踏ん張っていた。

日本ハム大谷も自己最速162Km/Hを出しながら敗戦続きです。
しかし、頑張っている。

二人とも若い。
ダルビッシュが言うように、大谷は引き出しを増やして大物になっていくことでしょう。
松山は、デイの家族をハグ(祝福)できるほど精神的に強くなろうとしている。

末娘から、何もかも嫌になった。と電話があった。
それは、良く見えるようになったということ。
こっち(年寄り側)に近くなったということ。
これからは、自分だけに向き合い自分の感性を大事にしなさい。
そうすれば、人に振り回されなくなるんじゃないの。とアドバイスをする。

若い人が、成長するのを見るのはとても気持ちが良いことです。

今日のテーマは、「ちょっとずつの不安」です。
生きている限り、緊張する場面を経験するほど感じるものです。
それに耐え、慣れることで一まわりずつ大きくなっていきます。
不安を自分自身への疑いにさせないように、逃げないことです。
逃げても、また同じ場面に出くわします。そして堂々巡りです。
それだったら、不安と向き合うしかありません。

昨日は、商工会青年部の会合に出てきました。
不安は一つずつ解消されて行きました。
偉いと思ったのは、確認作業を最後にされたことです。
たいしたもんです。

停年を迎える頃、ほとんどの人が不安になります。
今まで通りの人生を送れるだろうか。と思われます。
現実は、そうでもありません。
過去の実績なんか、なんの役にも立たないことを思い知らされます。
家庭に入れば、妻が君臨しているのを実感するばかりです。

何歳になっても同じです。
明日はわかりません。
予期せぬことが常に起こります。
違うのは、一挙に悪くなることはないと経験から知っていることです。
あれこれと引き出しから対処法が出てきます。
ドラマ「まれ」で、田中裕子さんが言われていました。
「若い時のどろどろは、歳をとれば笑い話」とうそぶけるほど強くなっています。

若い人になんの不安も不満もありません。
私達は、歳の差こそあれ同じような気持ちです。

椿花 落ちる時まで あでやかに

2016年5月19日

2015年6月27日投稿記事「60過ぎの笑い話」を参照してください。
2015年11月21日投稿記事「この凝りはいつのもの」を参照してください。

どちらの投稿記事でも、田中裕子さんの台詞を引用しています。
テーマはそれぞれ違います。きっと、私の中で不安があったものと思います。
若い人もこれからいっぱい経験するドロドロや不安です。
どう立ち向かい、やるせない気持ちをなだめて来たか
なんども同じ気持ちになっているということでしょう。

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門前の小僧

2016-05-18 06:21:58 | よもやま話

昔は、ぶいぶい言わしてたのではないでしょうか。
迫力のあるお姉さんにお会いしました。
どのくらい昔かは問わないことにしましょう。
お姉さんから、100%のそば粉を買いました。
「打ってみます」と宣言もしました。


インターネットで、初心者用の蕎麦打ちを見ました。

そば粉 500g
熱湯  150cc
水    75cc

と出ていました。

この地域は、昔から手打ち蕎麦が有名です。
その流れなのか、ラーメンも手打ちと、店の前に掲げてあります。

今日のテーマは、「門前の小僧」です。
門前の小僧習わぬ経を読む。
平正見聞きして慣れていれば、知らず知らずのうちにそれを学び知るようになる。
と広辞苑に出ていました。

十割そばに挑戦しました。

十割そばは、水回しで8割が決まる。
先日、朝5時半から実演された蕎麦打ちを見学させていただきました。
新人は、こねから入り、出来るようになるまで3年かかると言われていました。
つなぎ(小麦粉)がない蕎麦打ちは、丁寧に水を回されていました。

ネットでは、初心者は熱湯を使えば、熱湯でグルテンが立つと紹介されていました。

ステンレスボール、すりこ木、まな板と包丁と、家にあるものを揃えました。
このステンレスボールでは、そば粉500gは無理と判断し、250gにしました。

熱湯を少しずつ入れてひたすら混ぜました。
30分ほどそれを繰り返しました。
水がまんべんに回ったのか半信半疑でした。
粉が、熱湯(段々冷めてくる)で温かくなってくるのを感じ乍ら混ぜました。
これ以上変わらないくらい混ぜて、今度は水でした。
少しずつ少しずつ水を入れまた混ぜました。

妻が来て、「今日は蕎麦の用意かしら、それともそばがきかしら」と聞きます。
むっとしながら、「そば」と答えました。
自分でも半信半疑でした。「聞くなよ」は言葉にしませんでした。

約1時間だったか(よく覚えていません)、
粉がしんなりとして来て、ぼそぼそとしてきました。
蕎麦打ちの実演で見た通りの感じでした。

あれれ、これは何とかなるかもしれないと感じました。

いよいよと、まとめてみたところ粘土状になるではありませんか。
それから、こねること150回。実演会で教えられた通りやりました。

まな板は小さいので、出来た塊を4分割にしました。
4つのボールをラップでくるんで、いよいよ延ばしです。

最初親指で引き延ばすように、そしてすりこ木で押しました。
端が割れません。いやいや延びてくれました。
1mmくらいに薄くして、打ち粉を振って、生地を折って二枚に重ねました。

今度は、切りです。
木製の定規はありませんから、包丁が届く範囲で切りました。
少々短くなったって気になりませんでした。
出来たのがこれです。



そばに見えます。ぶつぶつ切れませんでした。つながっています。
丁寧に包丁ですくい皿にのせました。


今度は茹でです。熱湯に入れて2-3分。透き通って来たらあげる予定でした。
鍋の湯量が少なかったのか、麺の量が多かったのか、お湯の温度は急激に落ちたようです。
それでも沸騰し、待つこと2分。1本すくい上げて食べてみました。
おお、これは実演会のあと、販売場で食べたそばの味だ。


流水でよく揉んで器に盛ったのがこれです。
雰囲気が出ています。そばに見えました。


温かいおつゆでいただきました。
旨い。美味しいは次までとっておきましょう。

さっそく、東京の先輩に電話をしました。
ことの次第を伝えてもなかなか信じてはもらえないような感じも受けました。
今度来られた時、食べていただきますと伝えました。
実は、またできるか不安でしたが。多分できるだろうくらいな感じです。

門前の小僧習わぬ経を読む。

見ることは、とても大事です。
何がポイントなのか聞くことも大切です。
何よりも、どうしてと興味を持つことが一番のポイントです。

やりました。十割そばをそれなりに打てました。
かつて、挑戦しましたがそばがきにしかなりませんでした。
私が我流でやったものは、すべて間違いでした。
本で見るより、生で見るのが一番でした。

蕎麦打ちは なにより大事 水回し

2016年5月18日

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ゴルフよりきつい

2016-05-17 04:59:48 | よもやま話

出来映えはいかがでしょう。
彼女の眼は、とても優しかった。
でも表現できませんでした。
では、眼鏡を取ったらと勝手に想像したら、老けちゃいました。
そこで、「お母さんになったら」と題名をつけました。
娘を三人持つ父親となり、いつまでも頑張ってね。という想いです。



昨日、仕事から帰って、まだ日が高かったので、畑を耕しました。
やっていると、夢中になります。
ここまで、あそこまでと、耕す面積は少しずつ広がっていきます。
ゴルフクラブを振り続けましたが、ふーふーはーはーとはなりませんでした。
深いところを這っている草根を掘り返します。無心です。
終わった後は、汗びっしょりでした。爽快でした。

翌朝、なかなか起き上がれません。
トイレに行きたくても動けません。
やっと動き始めて書いています。

あれあれ、身体が軽いようです。
ふくらはぎ、背中と腕が痛い。
でも、快調です。

今日は雨。我が家の大工(雨音)さんの活躍が始まりました。
大工さんの奏でるピッチで、雨足が推測できます。
風流と言えば、そうです。
水上に傾いている現実に、少々苦笑です。

隣りのおばさんの畑は見事です。
一反半を手で起こされています。
石も草もないふかふかの畑です。
20歳も年上のおばさんに完敗(乾杯)です。
腰もしゃんと伸びています。
毎日4時半には畑に出ておられます。
故郷の人たちもそうでした。
私が学校に行く頃には、畑の中から挨拶をいただきました。
おばさんのように、耕していたいものです。
今日はさすがに骨休みでしょう。
良い休息となることでしょう。

田舎暮らしを始めて1か月。
畑仕事がこんなに大変とは想像だにしておりませんでした。
そしてこんなに面白いとも思いませんでした。
妻も嬉々として、私が荒おこしをした土に次から次に野菜の苗や花を植えています。
とうに、二人で食べられる量を越えています。どうするんでしょう。
東京に住む子どもたちや友人に送ることになるでしょう。
宅急便代で、野菜が十分買えると言うのに。
かつて、田舎の母に思ったことを、今は私達がしようとしています。
それもこれも、畑仕事が面白いからです。

お袋の 想いの詰まる 重みかな

2016年5月17日

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