故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

減ったり増えたり

2024-03-21 07:23:24 | よもやま話

画像タイトルは、「体重測定(2024)」です。
エクセルで作成したグラフを取り込むのに一苦労しました。
70Kgがゼロでプラスマイナスに一喜一憂しています。


定年後 職場仲間と ゆるゴルフ

今日のタイトルは、「減ったり増えたり」です。
昨年晩秋、保健婦さんより「糖尿病予備軍」に指定され公民館に呼び出されました。
腹囲が標準より少しだけ大きかった。
こじつけのような糖尿病予備軍の理由です。
国家から健康保険料の削減を各自治体に指示しているに違いない。
本当は、「ちびでデブ」なのです。

食事の摂りかたの講義を受け、体育館内を何周も走らされました。
周りを見れば、同じ年恰好の男と女。
負けじと走るも、息が上がるのは私だけでした。
こりゃいかん。
農業で筋肉は使っているものの、足りない。

呼び出された保健婦さんが若くて美人だったので、やる気になりました。
去年も呼び出されましたが、やる気にならなかったのは担当保健婦さんが私年代だったから。
毎日のように、柔軟体操&筋肉体操をそれぞれ15分ずつ続けました。
件の保健婦さんの似顔絵まで描いて、やる気がますます上がりました。
結果が、冒頭のグラフです。

妻のコメントは、
私が何回勧めてもしなかったくせに、どういうこと。

このところのぐずつく雨で外で農業ができなくなりました。
入浴時間を長くして、汗を絞り出すも、体重は少しずつリバウンドしています。
農業に対するプロ意識が足りない。
仕事はたまるばっかりなので、雨具を付けてでもやるか。

隣の先輩は、雨の日でも傘をさしてウォーキングをしている。
週三回(あとは、アルコール抜き)の酒を美味しく飲みたいばっかりに頑張っています。
負けじと頑張る動機はなんでもよいのです。

2024年3月21日
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10人十色

2024-03-20 11:38:45 | よもやま話

絵のタイトルは、「じゃが芋行進」です。
妻の絵を拝借しました。


笑い生き ピンピンコロリ いくまいな

書き出せないで、躊躇しています。
今日のタイトルは、「10人十色」です。

困っている人達は、それぞれの理由を抱えています。
今まで元気だった人が、車いす生活になる。
玄関を改造し、誰かが付きりで世話をする。
福祉課に行けば、いろいろと知恵を付けてくれるが、恥ずかしくてできない。
ひたすら、不具合を隠そうとする。
そんなことで、埋もれるように暮らし(日常)が破壊されていきます。

農業をギブアップ宣言した先輩が、草刈りを依頼した。
出来た作物を運搬していた若者が、野菜(ハウス)つくりを学びたいと申し出た。
力仕事はやるからという若者に、口だけで教えるために、付いて回るだけでも先輩は大変だという。
草刈りだけじゃつまらないと、私は先輩から畑を借りた。
畑だけは作りなさいと息子たちに勧められ、先輩は杖をつきながら頑張っている。
これまでよりも少ない100本を植えて、よくできた野菜は息子たちの食卓をにぎわせる。
奥様も杖だよりで、食事の用意さえしたくない。
こんなことなら、死んだほうが良いと弱気である。

生を受くもの皆が、こんな境地になる。
床の間に飾るのをやめて、玄関の間にババ様が寝ており、家族を送り迎える日々である。
私のじいさんが亡くなった日のごはんは、とてもまずかった。
母が、水の量を間違えたのであろう。
葬連の先頭を子供が歩き、親戚のものが続いた。
上がる煙を眺め、骨を拾い、地区の者全員で見送った。

ヤングケアラーに世話になるもの。
施設に入れられ、面会者もいない。
誰もが初めての経験と、家族全員が順番に世話をする。
それぞれの家族の事情です。

誰が悪い。
誰も言えない。
10人十色の最期です。

2024年3月20日
(あとがき、嬉しいこと)
10年使った耕運機(カンリ機)のクラッチ(チェンジを変えるためにニュートラルにする)が壊れた。
調べた結果、ワイヤーの走りが悪いことに気づいた。
今まで動いたのだからと、クラッチを戻すばねの強度、クラッチ回転軸の摩耗も調べた。
ワイヤー交換のために、メーカーのパーツリストをインターネットで検索した。
10年もすると、機種&パーツリストもなかった。
農協の修理センターに依頼するか。
ワイヤーをはずし、カバーのゴムを切り中を調べてオイルを足したが、動きは依然として悪い。
使わない機能のワイヤーを外し、走りを調べたら、スムーズに動いた。
寸足らずは、ステンレスの針金で補った。
問題なく元通りのように動くようになった。
私は、天才。
妻も、金がかからず済んだと、喜んでくれた。
(筆者)
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うちの駄馬

2024-03-19 02:30:29 | よもやま話

9年前に、東北の田舎でカフェを開店しました。
お好み焼きに、コーヒーを出す妙なメニューで始めました。
自分の舌が保証するものだけを選びました。
やっと、ここまでたどり着けたと一安心でした。
経営は苦しく、コロナで客足も途絶えデリバリーをしました。
後々の苦労も知らない、嬉しい船出でした。


日陰とて 水仙椿 凛と咲く

お姉さんと言わなければならないだろう。
94歳の女性が老人カーに乗って我が家に来られた。
デイケアに誘われて行かれた。
案外と楽しかったらしい。
知り合いと久しぶりに会い、話した。
風呂に入り、食事もたべさせてもらいと、喜んでおられる。
畑を管理してくれるから嬉しいと、お礼を置いて行かれた。
焼いたばかりのパンを土産で持って帰っていただいた。

今日のタイトルは、「うちの駄馬」です。
あなたに、お酒を飲ませ、おつまみを作る。
お金がかかるのよ。
朝ご飯を作ってもらい、掃除と洗濯をしてくれるから助かる。
畑の草刈りをし、耕してくれるから、本当に助かる。
それ以上のことは望まない。
妻の弁である。

労役に使う牛や馬と似ている。
草を食み、耕してくれる。
牛や馬が、朝ご飯を作り、洗濯掃除をしてくれますか。

あの仕事はいつしてくれるの。
実家の片づけはどうするの。
あんな広い畑を借りちゃって、私は手伝えない。
延々と続く、妻主体のスケジュール管理です。
逃げ出してきました。

うちのは駄馬でも、使うしかない。
スイスのことわざが、脳の中をからからと回ります。

2024年3月19日
(あとがき)
逃げ出してきて、コーヒーをいれる。
コーヒーも高くなった。
無駄遣いすると、これも飲めなくなる。
愛しいように味わいます。
94歳の独居老人は、デイケアの風呂や食事に感謝する。
多くは望むまい。
(筆者)
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ひりひり感

2024-03-18 04:44:52 | よもやま話

やばいのは、この人「無言で語るおんな」(タイトル)です。
農業は、一人ではできない。(先輩の教え)
一緒に苦楽を共にしてくれるパートナーです。


私たちは、自らの意志で年寄りをやっている。
定年後の趣味として、ゴルフと農業をやっている。
現役時代の「ひりひり感」(今日のタイトル)はない。

趣味は、うまくいっても行かなくても楽しめばよい。
家族や仲間と和気あいあいが一番です。
身体を動かし、脳の働きを活性化する。
その通りかもしれない。

一方、人間国宝とはいかないまでも、後輩を育てることに一生懸命の人もいる。
先日、日本語ボランティアの応募をするために、地区の公民館に出かけた。
フィリピン人が新築の家を建てたと聞いた。
銀行がよく貸したものだと思う。
フィリピン人のお父さんは、家族のために単身赴任で隣の県の造船所で働いているらしい。
お国で家族に預けていた子供を呼び寄せた。
いきなり、日本の学校(中学校、高校)に入学すると聞いた。
英語は互角でも、あとの教科は大変さを通り越している。
お会いした公民館の事務員さんは、自前のプリントで週三日教えている。
子供は、なんとしても、日本で生きる、日本の大学に入りたい。

私たちのおじいさん(私の祖父の兄弟)は、ハワイへ移民した。
多分、明治の終わりか大正時代と思われる。
英語を覚えアメリカ人になり、大戦も乗り越え必死に生きてきた。
アメリカ人の誰かが、英語を教えてくれたはずである。

趣味には、「ひりひり感」がない。
仲間とシェルターでぬくぬくと老後を楽しんでいるに過ぎない。

耕作放棄地の草刈りをして、和ハーブを植える。
うまくいったら、和ハーブ10点セットで売れるかもしれない。
伐った雑木で、猪避けの柵をする。
おまけに、耕作放棄地(湿地)で作ったくわい、レンコンとワサビをつける。
畑のそばを流れる清水で育てたクレソンやせりも売るのである。
投資(体とガソリン)をするからには、元を取らなければ面白くない。

どうしたらうまくいくか。
伐った雑木も炭にしよう。
伐った竹は、暗渠に使おう。
どっかでかわになを仕入れ、蛍を飛ばそうじゃないの。
夢は無限に広がる。

誰かが興味を持ち、広がるかもしれない。
やってやろうじゃないの。

2024年3月18日
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日本の薬草(和ハーブ10種)

2024-03-17 00:54:38 | よもやま話

絵のタイトルは、「そばを作る人」です。
屋根より高い天空の畑です。
斜面を転げ落ちないように鍬を打つ。
こんな理想的な作り方はできません。
せめて、真似事をしたい。


今日のタイトルは、「日本の薬草(和ハーブ10種)」です。
90歳の老人が、耕作をギブアップした。
頼まれたので、刈ることにした。
刈るだけでは面白くないので、何か植えることにした。
猪避けの柵を作る金(鉄柵)も時間(切った雑木)もない。
猪が嫌いなものを植えることにした。
老人の畑は広く(1.5反)、生半可な野菜を植えたのでは手がかかる。
繁茂しても、できなくても気にならないものを植えることにした。
通りがかりの人がひょいと抜いてもよい。
我が家から距離(20km、40分)があり、水やりなど手がかかるものは植えられない。
老人から借りた手前、何かを植えなければならない。

ハーブ類(臭いが嫌い、食べても栄養にならない)と水仙(球根が毒)にした。
どうせなら、和製ハーブにしよう。
どこで売っているのか分からない。
ネットで、県内の園芸店を検索した。
ドライブがてらに探そうかと思っていた。

和製ハーブは10種。
シソ、サンショウの2種類は我が家にある。
ないのは、
ワサビ、アシタバ、カキオドシ、クロモジ、イブキジャコウソウ、カワミドリ、トウキ、エゴマの8種類。
ウドはおまけ。

どこで売っているのか見当もつかない。
アマゾンで探した。
メリカリでも売っている。
ネットで買うのは初めてである。
アマゾンはカートに入れれば、複数買える。
まとめて、送料と経費をとられる。
メルカリにはカートがない。
一品ずつの決済でした。
クロモジは高そうで樹木みたいだから外した。どこかの園芸店で出会うだろう。
残り7種類をネットで、妻の助けを借りて注文できた。
締めて、7000円の買い物となった。
ばらばらにポストに送られてくる。
気の毒(こんな軽いもの)に、宅急便もある。
やみくもに探すより、手間が省けた。

湿地の畑には、レンコン、クワイ、ワサビを植える予定です。
猪にぬたばにされたくないので、木製柵か電気柵をしよう。

夢は広がるものの、金持ちではないが「時間持ち」といえど、体力に限界がある。
私たちの面白おかしい挑戦は続く。

2024年3月17日
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