故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。
絵のタイトルは、「たば山と吊橋」です。
覚めても寒くない。
やたら静かである。
夜中に、ゴーっと遠くで雷が轟いた。
雨は小やみ。
庭の椿があでやかである。
島の川は勢いを増しているように聞こえる。
花崗岩でできた島のわずかな平野を、あっという間に通り過ぎるだろう。
今日のタイトルは、「春雷」です。
もう冬も終わりだよ。
乾燥し、大地にたまったエネルギーが雷と共に放出された。
ああ、やっと春らしくなった。
間に合った作業にほっとする。
じゃが芋の芽が、植えてくれと顔を出しているだろう。
もう少し畑が乾いたら、ネットで取り寄せたハーブの種を播こう。
おなかが空いたので、朝ご飯を作ろう。
2024年3月26日
絵のタイトルは、「いちゃりばちょーでー」です。
田舎の本(バス)通りには、歩いている人がいません。
畑や林道には、農作業をする人や、散歩する人がいます。
知り合いでなくても挨拶をします。
こちらが、田舎の本通りです。
さっぱり、釣れませんでした。
釣具屋さんでも、「船を出しても釣れない」と言っていた。
今日のタイトルは、「釣りのち畑」です。
昨年の夏降らなかったからなのか、今年の春は雨の日が続きます。
草が伸びる前に、耕したい、刈りたいと気をもむ毎日です。
長雨でぬかるんで思うように耕せません。
耕うんを早々に切り上げ、柿の木畑の草刈りをしました。
今刈っておけば、5月まで草刈りの心配はしなくて済みます。
畑仕事をしていると、知り合いが訪ねて来て、ゴルフ道具(アイアンセット)をくれました。
1か月後のプレーを約束しました。
草を刈っていると、耕作放棄地の雑木を伐ってほしいと年配者に依頼されました。
畑も忙しいが、遊ぶのも忙しい。
田舎で外で作業をしていると、誰かに声をかけられます。
皆さん、人と話すのに飢えているかもしれません。
すっかり疲れて帰ってきたら、もう夕方です。
そして、また降り始めました。
今朝干した洗濯物をストーブで乾かす用意をし、畑で汚した服の洗濯です。
今日も、ぐっすり眠れそうです。
2024年3月25日
絵のタイトルは、「遊びご心」です。
一本芯が通っていれば、それでよし。
細かいことは、気にしない。
美人とは 夜目に遠目で 傘のうち
今日のタイトルは、「コードを抜いたらゴミが」です。
文字通り、掃除を終えて掃除機のコードを抜いたら、ごみを見つけます。
皆さんは、どうされますか。
私は、ごみをとらずに放っておきます。
静電気かなんかで、コードや掃除機本体へくっついていたゴミが落ちたのです。
棚の汚れを取ったら、次なる汚れが見つかります。
相対的にきれいになると、気づかなかった汚れが目立ってきます。
きりがない仕事の連鎖です。
汚れたままだろうなと思うと、台ふきんでも拭きます。
それで、妻に台ふきんが汚れると怒られます。
良いほうに気持ちが向いているときは、ほどほどにできます。
落ち込んでいるときは、隅っこを詮索するようにエスカレートします。
最悪なケースは、人のせいにしたり、自分を追い込むことです。
汚れていても死ぬわけではありません。
だけど、あらためてやろうとすると、大仕事です。
毎日やっていれば、短時間でそこそこきれいです。
毎日働いているときは、まとめてやろうと決めていました。
定年後になると、いつでもできると高をくくりやりません。
ゴミの部屋が増えるばかりです。
ほんの些細なことで、人生が変わります。
場外馬券売り場で、「久しぶり」と馬券師に後ろから肩を叩かれました。
一瞬のことで、過去に会ったであろう誰かと間違いました。
常連らしく馬主に知り合いがいると、10万円単位の馬券をちらつかせます。
持ち金全部を預けました。
馬券を買いに行ったまま、彼はどこかに消えました。
冷静に考えれば、馬鹿なことをするなとセンサーが働くはずです。
ゴミは、掃除をするごとに出てきます。
身体についている埃をまき散らし、隅っこにおとなしくしていたゴミまで吸い出します。
根を詰めることはないのです。
いい加減でよい。
どこかに、なにかに集中すると、忘却のるつぼにはまるだけです。
2024年3月24日
絵のタイトルは、「旅人さん気を付けてね」です。
花が足元を照らす提灯に見えました。
受けた恩 返す当てなし 皆にする
今日のタイトルは、「椅子を用意して待ってるよ」です。
私は、一度だけそんなことを言われたことがあります。
大きな会社に転職したときのことです。
二度と帰ることはないと確信していました。
大きな会社に転職10年後、二年連続赤字でリストラが始まりました。
転職組は、リストラ候補の一番でした。
藁にもすがる気持ちで、前の会社に履歴書を送ったら再雇用されました。
本社の肝いりで、エンジニアリング部を創設する。
部長の椅子に座りました。
赤字の解消に奔走していたら、赤字部門の営業に回されました。
大きな会社で学んだことを実践し、開き直ってエンジニアリングの仕事を取り続けました。
今、故郷に帰っています。
再婚を機に、私は自分の家族からリストラされました。
お母さんは二人要らない。
子供たちの反応でした。
終の棲家を探すことになり、10年かけてU-ターンした次第です。
恩を返す相手は、もういません。
隠岐の島の市長が、「都会に行ってこい」と若者をどんどん送り出しました。
U-ターン組がどれほどいたことでしょう。
私は末っ子。
故郷に二度と戻ることはないと、島を出ていきました。
そんな私が、親父たちの世代がギブアップした耕作放棄地の草刈りをしています。
U-ターンし、親が残した土地で農業をする同世代の方たちと話すことがあります。
彼らの息子たちは、親(自分達)を手伝うことはないそうです。
自分たちが親にしたことを、今されているのです。
子供に強いことが言えないのは、偉くなれと送り出してくれた自分の親たちと同じです。
草刈りをしながら、「椅子を用意して待ってるよ」と心の中で唱えます。
お金を出して送り出してくれた親父の気持ちが、いかほどであったのか。
結婚した子供たちの祝い金を出すのさえ、家計を圧迫して考えものです。
良くやってくれたと親に感謝です。
2024年3月23日
絵のタイトルは、「天草千厳山展望台」です。
病気が重くなったら、こうして旅もできぬ。
気配を察知したら、対処です。
そんなに難しいことではないけど、続きません。
よいことは 猫が犬ほどに できぬもの
今日のタイトルは、「痛風」です。
ピリピリと痛い。
引っ張られるのか、刺されるのか、今は足の甲が痛い。
尿酸結晶を散らそうと揉んでいますが、すぐに痛みはぶり返します。
まだなり(今晩から)始めです。
体内で尿酸ができ、排泄されないなどの支障(結晶ができる)が「痛風」と知る。
尿酸値をあげる食事とは、気がかりなことをメモしてみる。
レバー、干物、ブロッコリースプラウト、オキアミ(佃煮)のプリンタ体が多いものを食べている。
酒は毎日飲んでいる。
一日2食で、朝が食べ過ぎ。
生活習慣のなかで、尿酸の排出を妨げる行為を反省してみる。
煙草が毛細血管を縮小させている。
汗をかく労働や運動が不足。
痛風になってからでは遅いのだろうが、健康は自分で管理するしかない。
好きな物を控え、辛いことをやる。
これは、なかなかできないことです。
痛風によいことは、コーヒー(砂糖、ミルク抜き)が好きなことくらいでした。
長い間の生活習慣病です。
糖尿病になる危険度も高いことから、できることからやっていこうと思います。
好きな物を控える。
まずは、休肝日をつくる。
煙草を減らす。
控えることでストレスがたまるだろうから、別の解消法を探ることになります。
ストレスを溜めないよう努力することが、難解なストレスです。
少しずつかじ取りをしていきましょう。
2024年3月22日