*2013年3月6日撮影
雪解けが始まっています。すごい早さで雪が消えていきます。
雪の下から笹が顔を出しました。これはクマザサです。
クマザサのクマは熊ではなく隈なので隈笹と書きます。ごらんのように、葉の周囲に白っぽい隈取りができることが名前の由来です。
*2013年3月6日撮影
大きな杉の根元に密集しているクマザサです。
葉の隈取りは冬になるとできるもので、冬の乾燥が原因と考えられているそうです。
それで、隈取りに終わらず、葉全体が黄色っぽく枯れているものも少なくありません。乾燥しすぎでしょうか。
*2013年3月4日撮影
こちらは、松の根方のクマザサです。
クマザサの多くは栽培されたもので、自生しているものは少ないといわれています。
もともとの原産地はよくわかっていないそうですが、公園や庭に好んで植えられて、全国に広まったようです。
栽培されたものがもとになって野生化したものもあるようです。