
*2013年3月13日撮影
今日は、河原でダイサギに出会いました。
白いサギ(鷺)を総称して白鷺といいますが、ダイサギ、チュウサギ、コサギの三種が代表格です。
身体の大きさを称して、大、中、小なのですが、実は大きさというのは見た目の印象がずいぶん違うので、なかなか判別が難しいものです。
コサギは夏も冬もクチバシが黒くて、足の先が黄色いので分かります。冬場はクチバシが黒いだけでコサギに決まりです。
チュウサギは夏場に田んぼや草原で見ることが多いのですが、夏はクチバシが黒く、冬は黄色くなります。足は先まで黒です。冬のチュウサギの黄色いクチバシは先の方が少し黒いのがダイサギとの違いです。目先(目とクチバシとの間)は黄色く見えます。
ダイサギは冬もよく見ます。チュウサギと同じく、クチバシは夏は黒く冬は黄色で、足は先まで黒。冬のダイサギのクチバシは、全体がきれいな黄色で、チュウサギと違います。もうひとつ大きな違いは、ダイサギの目先が青緑色をしていることです。

*2013年1月19日撮影
ダイサギはじっとしていることが多く、近づくとふわっと飛び立ってはるか彼方へ行ってしまうので、おとなしい鳥という印象です。
鳴き声を聞くこともめったにありません。
民家の屋根にとまったこのダイサギは、ゴアーッと力一杯鳴いてから飛び去っていきました。
頭の毛が逆立っているのが印象的です。

*2012年10月27日
もうひとつ、昨年秋に撮影したダイサギです。
鶴ヶ城のお堀に立っています。
後ろにカルガモが一羽いて、水面がきれいに写ったので、私の好きな一枚です。