さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

オオイヌノフグリ

2013-03-24 23:13:57 | 草花

*2013年3月24日撮影

 ごくごく小さなハコベの花が咲いていますが、同じような場所にオオイヌノフグリが咲き始めました。
 美しい青い色の、実に可愛い花です。花の直径7~10mmとされています。
 イヌノフグリという在来種があって、さらに小さい花を咲かせます。その在来種よりも大きな花を付ける外来種というので、オオイヌノフグリです。
 「大犬の陰嚢」と書き、花の風情には似つかわしくない名前なのです。




*2013年3月24日撮影

 群生していると見事です。
 早春の野の花が少しづつ花を咲かせていくのが、心躍る楽しみです。
 こうして春が来ると、もう雪景色のことは忘れてしまうのが不思議です。

スイバ

2013-03-24 00:06:28 | 草花

*2013年3月23日撮影

 この時期、日あたりのいいところに目立っているのが、スイバのロゼットです。冬越しを終えてこれから伸びようと、葉が立ち上がりはじめています。
 赤く紅葉している葉も多くてそれも目立つ原因ですが、他に目立つ植物がないというのが実のところです。
 これよりもっと大きいギシギシのロゼットも目立ちますが、スイバとギシギシは今一番注目の野草です。




*2012年3月29日撮影

 これは昨年の今頃撮影した、スイバです。
 逆光の中に赤い葉が透けて、美しい瞬間を撮ることができました。




*2012年5月13日撮影

 念のためにというか、昨年の5月に撮影したスイバです。
 誰でも知っていると思いますが、スイバの花はこんなです。
 雄の花と雌の花は別の株に咲く雌雄異株で、よく見ると花が違うのも分かります。真っ赤な花になるのは雌花のほう。
 雌花はやがて実を付けますが、この実も赤いので、いつまでも花を付けているように見えます。