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*2013年7月20日撮影
会津の鶴ヶ城のお堀にはさまざまなトンボがいます。
なかでも一番出会えて嬉しいのがチョウトンボです。独特の存在感は他のどんなトンボにも負けません。
ひらひらと蝶のように飛ぶので、その姿を見ればチョウトンボという名前はすぐ納得です。
今年もチョウトンボが飛ぶ季節になりました。
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*2013年7月20日撮影
チョウトンボはひらひら、ふわふわと飛ぶわりには、どこにもとまらずに飛び続けるトンボで、なかなか撮影しにくいトンボです。
飛んでいるトンボが撮れればいいのですが、私には無理です。
というわけで、こんなアップの写真はなかなか、私としては幸運だったわけです。
チョウトンボは独特の金属光沢を持った翅の色が特徴で、見る角度などによって、違った色に輝きます。
前の翅は両端が透明で、ちょっと見では翅がちぎれているのかと錯覚するようです。
後ろの翅は大きくて全体に色がつき、蝶の翅と間違えそうです。
翅の色や模様は個体によって微妙に違っていて、その違いを鑑賞するのも楽しみのひとつです。
上の写真と下の写真では、特に前の翅の模様が違います。おわかりでしょうか。