さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

チョウトンボ

2013-07-20 23:03:53 | 昆虫

*2013年7月20日撮影

 会津の鶴ヶ城のお堀にはさまざまなトンボがいます。
 なかでも一番出会えて嬉しいのがチョウトンボです。独特の存在感は他のどんなトンボにも負けません。
 ひらひらと蝶のように飛ぶので、その姿を見ればチョウトンボという名前はすぐ納得です。

 今年もチョウトンボが飛ぶ季節になりました。





*2013年7月20日撮影

 チョウトンボはひらひら、ふわふわと飛ぶわりには、どこにもとまらずに飛び続けるトンボで、なかなか撮影しにくいトンボです。
 飛んでいるトンボが撮れればいいのですが、私には無理です。
 というわけで、こんなアップの写真はなかなか、私としては幸運だったわけです。

 チョウトンボは独特の金属光沢を持った翅の色が特徴で、見る角度などによって、違った色に輝きます。
 前の翅は両端が透明で、ちょっと見では翅がちぎれているのかと錯覚するようです。
 後ろの翅は大きくて全体に色がつき、蝶の翅と間違えそうです。
 翅の色や模様は個体によって微妙に違っていて、その違いを鑑賞するのも楽しみのひとつです。
 上の写真と下の写真では、特に前の翅の模様が違います。おわかりでしょうか。