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*2013年7月26日撮影
さまざまな草や木にからまって小さな白い花を咲かせる、つる性の植物。
口にするのもはばかられるような名が付いています。ヘクソカズラ(屁糞葛)といいます。
万葉集にもその名が詠まれているという由緒ある名前なのだそうですが、なんともひどいものです。
葉や花や実や、草全体が名前のような悪臭がするというのが由来だとされています。
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*2013年7月25日撮影
花はごらんのように中心が赤い白い花で、とてもきれいだと思います。
問題の悪臭ですが、図鑑などではそのように記載されていますが、ネット上の書き込みでは「悪臭はしない」というものが見られます。
私も花や葉をつぶしたりしてみましたが、特段の悪臭は感じませんでした。
でもそれは個人的な感想なので、ヘクソカズラは悪臭はしないと主張するつもりはありません。
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*2013年7月25日撮影
つるが垂れ下がって、いい雰囲気の写真だと思います。
せっかくの可愛い花なので、別名のサオトメカズラ(早乙女葛)としておきたい気がします。
早乙女のかぶる笠に見立てた名前です。カズラ(葛)はツタ性の植物であることを示します。