*2013年10月23日撮影
先週は台風が来て悪天候が続きました。
思いがけず長い休みになってしまいましたが、気合いを入れて再開します。
明日からはまた台風が来るそうで、今日は久しぶりに鶴ヶ城公園へ散歩です。
草むらの中にワラビのような妙な草を見かけました。
ワラビが秋に出るはずもないし、第一ワラビとは姿形が違います。
*2013年10月23日撮影
すらりと伸びた姿は優雅です。
花は片側に寄って付くようです。日あたりの関係でしょうか。
これはハナワラビというシダ植物と分かりました。こんなのに出会えるのは、じつに楽しいものです。
花に見えるのは、胞子葉と呼ばれる胞子の付く葉なのだそうです。
*2013年10月23日撮影
根元の方に葉が付いています。これが栄養葉というわけです。
春のツクシとスギナが胞子茎と栄養茎というふうに呼ばれるのと同じなのかも。シダ植物はちょっと変わっています。
さてハナワラビには、日あたりのいい草地に咲くフユノハナワラビ、アカハナワラビ、林間に咲くオオハナワラビなどがあり、なかなか見分けがつかないとされています。
葉の形や、樹木の下にいたことなどから、オオハナワラビとしましたが、違うかもしれません。