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*2014年4月1日撮影
4月になりました。
今日は晴れて、空気が澄んでいて遠くの山もくっきり見えるという、年に何日も無いような爽やかな一日でした。
オオイヌノフグリに似ていますが、違います。
花が小さくて色もくすんでいるような感じがします。
こうして写真を見ると毛深いのが目立ちますが、目で見ると毛はあまり目立ちません。
フラサバソウという花です。ちょっとした群生地がありました。
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*2014年4月1日撮影
花のアップです。
四つの花弁が根元でつながっているのが分かるでしょうか。フラサバソウの一番の特徴です。
花弁が一体化していても4枚というのでしょうか?
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*2014年4月1日撮影
こんな感じでたくさん咲いています。
雰囲気的にはオオイヌノフグリにそっくりですが、オオイヌノフグリは花の色が鮮やかでぱっとはなやかですが、フラサバソウは少し地味です。
明治末期に日本の植物を研究したフランスのフランシェとサバチェという二人の植物学者が「日本植物目録」に発表した植物。
ところがその後長い間実物を発見することができず、記録の誤りとされた時期もあるとか。
のちに実物が発見され、二人の名前をもとにフラサバソウという名前がつけられたといいます。