
*2014年4月18日撮影
カタクリが咲いています。
今日は特別に美しい色の花に出会ったので、紹介したいと思います。
カタクリは花の色が個体によって微妙に違っていて、こういうピンクの花があっても別に珍しいことではありません。
それでもこの色は感動的でした。

*2014年4月15日撮影
そしてこれは白い花のカタクリです。
白いといっても純白ではなく、ごく薄い紫色です。
こういう白っぽい花は比較的珍しくて、ごくまれに咲くようです。

*2014年4月17日撮影
今年は鶴ヶ城公園のカタクリが例年よりたくさん咲いているような気がします。
カタクリの種は蟻が巣に運ぶことで地中に入り、一年後に芽生えます。
2年目からは小さな葉が一枚地表に出てきて、6年か7年毎年春には葉が一枚出てくるという状態が続きます。
そして7年目以降の春に、大きな葉が二枚になり花を咲かせます。
カタクリもスプリング・エフェメラルなので、地上部は春にだけ出てきます。
本体は根茎で、根茎が毎年少しずつ育って、長い年月ののちに春の一時期花を咲かせるのです。
そういう事情を知ると、カタクリの清楚な花がいっそういとおしいものに見えてきます。