
*2014年4月10日撮影
菫(すみれ)の花が咲いています。
咲き始めるのが早いアオイスミレのようです。
林の中や縁、人家の近くなど、広く日本中に分布しているポピュラーな菫です。

*2014年4月9日撮影
菫のなかで最もポピュラーなのは本来のスミレとタチツボスミレだと思います。
スミレは葉が細長くてタチツボスミレは葉が丸いので、とりあえず見分けがつきます。
それでこの菫は葉が丸いのでタチツボスミレの仲間かと見当をつけて調べるのですが、茎や葉に毛が生えているところからアオイスミレということになります。

*2014年4月3日撮影
積み重なった枯葉の中からかろうじて顔を出している背の低い菫ですが、地面に顔を付けるようにしてよく見るととても美しい花なのです。
まとまってたくさん咲くのもいいところです。
ただ地面に張り付いているような感じなので、気づかないでしまうこともあります。
菫のなかには花が終わると葉が大きく育つ種類があって、アオイスミレもそのひとつです。
夏には葉の幅が8cmほどに育って、徳川家の家紋に使われたフタバアオイによく似た姿になるところから、「葵菫」アオイスミレと名付けられました。
青い菫ではないのです。