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*2014年5月1日撮影
5月になりました。春が来たといって浮かれているうちに、もう5月です。
今日は雲は多かったものの暖かい一日でした。
コムクドリを今年はよく見かけます。
胡桃の木に並んでとまっているコムクドリのカップルです。
コムクドリはムクドリの仲間とされていますが、見た目は全然違います。
春になるとやってくる夏鳥で、子育てが終われば秋に南のほうに帰ります。
南の島は子育てには暑すぎるのでしょうか。
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*2014年5月1日撮影
小さいムクドリというわけでコムクドリなので、ムクドリよりは一回り小さいのですが、スズメよりは一回り大きいというところでしょうか。
クリーム色を基調として頬が赤く、黒い羽がきらきら輝いて、つぶらな目が可愛い小鳥です。
枯れたヨシにとまっているこのコムクドリは全体的に模様がくっきりして派手な印象があるので、雄だと思います。
ムクドリは渡り鳥ではないので一年中いますが、コムクドリは日本にやってくるとムクドリと同じような場所に住み行動を共にすることも珍しくなくて、同族であることをアピールします。
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*2014年5月1日撮影
これはグミの木にとまっているコムクドリ。
全体的に色が薄いので雌だと思います。
見た目が可愛いコムクドリですが、鳴き声はムクドリとそっくりでキュルキュル、ギュルギュルと耳障りです。
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*2014年5月1日撮影
さて、今日はおまけがひとつ。
先日とりあげたネコノメソウの目が開いたので報告させてもらいます。
ネコノメソウの実が割れて中の種が見えるようになったのです。この様子が、明るいところでの猫の瞳が細い筋状に見えることに似ているというわけです。
開きすぎてまんまる全開では猫の目には見えないかもしれませんが、ともかくちょっと変わった見物です。
ネコノメソウの実はごくごく小さくて開いたものでないとわからないと思います。開いた実は1cmくらいはあるでしょうか。
その気になって見ないと見えないくらいのものです。気づかずに踏みつけていたりします。
中に入っているつぶつぶの種は、逆さまにして振っても出てきませんでした。
細い木の枝でかき出そうとしてもしっかりくっついていて、そう簡単には動きませんでした。
写真では、種はばらっとして動いているかのように見えますが、これは虫や鳥のせいでしょうか。
とにかくただカップにざらっと入っているだけの種ではないようです。