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*2014年5月1日撮影
桜はもうほとんど花が終わって、八重桜など遅咲きのものが一部咲いているだけになりました。
かわって街で目立っているのが、ハナミズキです。花盛りです。じつに華やかです。
庭や公園や街路樹など、こんなに多かっただろうかと思うほど、咲いています。
花の色もさまざまで、色の違いを楽しめるのも、ハナミズキのいいところです。
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*2014年5月1日撮影
ハナミズキは北米原産の樹木で、日本に入ってきたのは1915年とされています。
それは1912年に東京市長がアメリカのワシントンD.Cに桜(ソメイヨシノ)の苗を贈ったことへの返礼として贈られたもの。
ワシントンD.Cの桜は今も「桜祭り」が行われるほど有名です。
一方のハナミズキも今や日本中に広がって親しまれています。
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*2014年5月1日撮影
一枚目の写真はかなり赤い花、二枚目は真っ白な花、それで三枚目はピンクの花の写真にしました。
クリーム色系の花も多いし、オレンジ系の花もいい色です。
ハナミズキは名前の通りミズキの同類で、花が目立つところからハナミズキと名付けられました。
でも実際は花弁のように見えるのは総苞片というもので、花は中心に固まっているつぶつぶのもの。
花が地味なので総苞片を派手な色に変えて虫などを呼び花粉の媒介をさせるという、いわゆる装飾花の一種です。