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*2014年5月26日撮影
最近見かけなくなった、と思うカゲロウです。
川沿いの日陰の草の葉の下にひっそりとぶらさがっているカゲロウを発見しました。
模様などからモンカゲロウという種類のようです。
カゲロウというのは空気が揺らいでぼんやりと見える現象「陽炎」を虫の名にあてたとされています。
カゲロウの飛ぶ姿がゆらゆらとして陽炎のようだとか、成虫はほぼ一日限りの命であることのはかなさから陽炎のようだとか、由来はよく分かっていません。
もともとカゲロウという名はトンボ類全般をさしていたとも言われます。
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*2014年5月26日撮影
以前とりあげた蚊柱をつくるユスリカと同じく、カゲロウも成虫は餌を食べる能力を持たず、交尾と産卵に力をつくして死んでいきます。
カゲロウの雄も集団で水辺の上空をふわふわと飛ぶことが知られています。雌を求めているのだと考えられています。
初めの写真とこの写真とでは、体の色が違います。
雌雄の違いでしょうか。ただの個体差でしょうか。