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*2014年10月30日撮影
今日は気持ちのいい秋晴れの一日でした。
逆光に赤い葉が輝いて、目をとめさせられたのはアメリカセンダングサが枯れている姿。
もともと茎は赤っぽいのですが、赤紫色が強くなって、葉は赤く紅葉しています。
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*2014年10月25日撮影
すっかり枯れた姿のアメリカセンダングサです。
先端にトゲのある棒状の実が球形に固まっています。
この実はいわゆる「ひっつきむし」で衣服によくくっつきます。会津では「ばか」といいます。
このくらいに枯れると、もう葉はほとんど落ちて、残っているものもちりちりに乾いています。
名前の通り北アメリカ原産の帰化植物で、在来のセンダングサ(栴檀草)に似ているのでアメリカセンダングサと名付けられました。
大正期には存在が確認されているそうですが、急激に増えたのは昭和期それも戦後のことといわれています。
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*2014年10月30日撮影
夏の終わり頃に花が咲き始めます。
水辺など湿ったところが好きなようで、大きなものは1.5mほどにもなります。
たいてい今頃は枯れ始めているのですが、なかにまだ咲いている花もあります。
この写真はきょう見つけた、咲いているアメリカセンダングサです。
花の頃はさすがに全体に緑色ですが、茎だけは紫色です。