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*2014年4月19日撮影
鶴ヶ城公園の桜が今年も咲きました。
桜の名所は全国にたくさんあるけれど、鶴ヶ城の桜はどこにも負けないと密かに思っています。
そんな桜のいろいろをごらんいただきます。
最初の桜はちょっと雰囲気が違うので、ソメイヨシノではないと思います。
調べてみましたが、なんという種類かわかりませんでした。
葉がでているせいか、しっとりと落ち着いて見えます。花の数が多いので華やかさもあります。
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*2014年4月17日撮影
これはおなじみのソメイヨシノの古木です。
ソメイヨシノは花が白っぽいのが特徴とされていますが、若い木はよりピンクに近く、古木はより白に近いように思います。
私の勝手な感想です。
鶴ヶ城跡に桜の植樹が始まるのは明治41年(1908年)とされていますから、古い木は明治末のものが生きているのかもしれません。
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*2014年4月16日撮影
お堀に向かって枝が下がっているのですが、ソメイヨシノだと思います。
まだ花が少ない数日前の写真です。
こういう景色もいいものです。
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*2014年4月17日撮影
会津松平家初代藩主の保科正之は、三代将軍家光の弟で、信濃の高遠藩で養子として育てられました。
そうした縁で長野県伊那市高遠町から寄贈されたタカトウコヒガンという桜が、本丸跡に一本、隣接する福島県立博物館周辺に数十本植えられています。
ソメイヨシノよりは小さめの花ですが、開花が早く、色が少し濃いのと花がびっしりとたくさん咲くのとで、とても人気です。
この写真は博物館脇のタカトウコヒガンです。
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*2014年4月17日撮影
さて最後は濃いピンクの花が美しいベニシダレです。
いわゆるシダレザクラは白い花で、花の色が紅色のものをベニシダレというわけです。
これはこれではっとするようなインパクトがあります。
天守閣近くの一隅に、昨年綾瀬はるかさんが植えてくれた「はるか」という桜の苗があります。
紅色の大輪の花が咲くと言われています。
何年先のことか分かりませんが、花の咲くのが楽しみです。