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Cobaringの生涯学習ブログ

食事+αで若返りと健康維持の情報を公開しています。

やせ薬でやせる?

2022-05-15 20:03:05 | 日記
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やせ薬について


やせる目的で下剤を飲むのはありか?


食べたものが十分に吸収される前に強制的に腸を刺激して外に出してしまい、太らないようにするという方法は、40年も前から(もっと前からかもしれませんが)ありました。


漢方でも防風通聖散という便秘気味で脂肪太りの人向けの薬があるくらいなので、お通じを良くして健康に導く、肥満を解消するなどの方法があるのかもしれませんが、やはり薬に頼らず、正しい食事によって適正な便通があるのが望ましいのだといえます。

排便を便秘薬に頼ってしまうと、脳の指令を受けて自ら腸の蠕動運動を起こして排便をするという一連の反応が緩慢になってきてしまうため、薬の量がどんどん増えていってしまう可能性があります。

中でも、体重を減らす効果があった女性が、便秘薬にすっかり依存するようになり、やせることはもとより悲痛な体調不良を訴えるケースがありました。

体液のバランスは崩れ、それに伴う体調不良は加速するばかりだったといいます。延いては低血圧、不整脈、骨粗鬆症にまでなった事例がありました。腸はすっかり機能しなくなり、医師に助けを委ねる結果となったが、その後、10年以上も治療が続いたといいます。

私の知り合いでは妊娠に気が付かず、便秘薬の使用を続け、流産に至った例もありました。

澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活を腹八分目で実行すれば、やせるばかりでなく、健康的な快便生活が可能となりますので、一時的に便秘薬の力を借りることを余儀なくされるようなことがあっても、早い段階で軌道修正ができるでしょう。

利尿薬が処方箋がなければ手に入らないわけ
私が20歳のとき交通事故で入院したことがあったが、拒食症の病み上がり状態であったので、腎臓機能が低下していたからでしょうか、点滴によってパンパンに浮腫みあがってしまったことがあります。

病院ではそんな状況など知る由もなく、回診時に血圧を測って異常な血圧の高さから降圧剤を飲まされました。度重なる尿意と、夥しい量の排尿であれよあれよという間に浮腫みが引き、大幅に体重が減ったことで、看護師らが驚いていたのを思い出します。もちろん、血圧は正常値まで下がっていました。

こんなに浮腫みが簡単にひくなら、利尿剤が欲しいという人はいるでしょうし、実際海外セレブや職業的にやせていることを要求される人が、効果が高く比較的副作用の少ないループ利尿剤を購入していたようです。しかしながら、多くの場合医師の判断で必要と判断し、処方箋を出してくれないと、降圧剤や利尿剤は手に入りません。乱用や悪用によって重篤な体調不良を引き起こしかねないからです。

防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)
水分代謝の悪い人の水分代謝に働きかけてむくみを取ります。水太りの肥満症の薬として注目されています。
下肢がむくみやすい、疲れやすく、多汗症で、むくみやすいといった人に適しているそうです。
関節症で膝に水がたまったり、リウマチ性の関節炎にも応用されます。

【十薬(じゅうやく)】
ドクダミ科ドクダミの全草を乾燥したもの。生で用いることもあります。便通、利尿、解熱、解毒、化膿止め、痒み止めなどに効き、強い抗菌力があるそうです。

当帰芍薬散
産婦人科の三大漢方薬”の一つ。血液の巡りをよくして、体を温めるます。月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後の不調(疲労倦怠、貧血、目眩、浮腫)などに効果を示します。
対象となるのは、やせて体力のない「虚証(きょしょう)」の人です。めまい、立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴りなどの改善にも使われます。

まとめ
個人の海外輸入なら可能とされている先程のループ利尿剤にしても、漢方にしても元来正しい食事で、脳と神経が正しく機能していれば、薬に頼らずとも、浮腫から解放されたり、回避できたりすることなので、薬の力で強制的に体から水分を追い出すのは、体液のバランスが崩れたり、自らの力で機能することに対して緩慢になってしまう可能性があるので、推奨しかねますが、使用に関してはくれぐれも自己責任でお願いします。

実際私も39年前、十薬も防已黄耆湯も試したことはありますが、顕著な効果を実感した記憶はありません。

効果を急ぐ皆様に是非、薬よりも食事の改善をと声高に訴えたい私でございました。
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栗でやせる?

2022-05-15 17:31:03 | 日記
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永遠のテーマ?
人間にとってやせた状態をキープする、もしくは太っていた体から自分を解放する(解消する=やせる)というトピックは50年以上前から現代に至るまで常に世の中からなくならない継続して囁かれるテーマの一つであることは言うまでもありません。

三白の害?
以前は三白の害として白米、白砂糖、精製塩が健康被害の諸悪の根源のごとく悪者にされ、さらに蛋白質神話がもて囃されるようになりました。 1970年の頃の私は背も低く、強いコンプレックスから背を伸ばすサプリメント「アミノ酸リジン」なるものを母親を口説いて購入していたことがありました。 私の母親は「○◆おじさんはご飯と野菜ぐらいしか食べていなかったけれど背は高かったよ」 とこぼしておりましたが、私の希望を汲んで幾度か購入してもらったことを記憶しています。

1975年頃の食事で健康?
最近Facebookのどなたかがシェアしてくれた記事の中で1975年当時の日本の食事を何日間か継続してもらうという実験を行ったところやせて健康を示す血液データが得られたという結果が報告されていましたが、実際その当時の食事はもっと近代化も欧米化も進んでいておよそ伝統的な日本型食生活のような質素なものではありませんでした。 とはいえ、ご飯を主食に味噌、醤油、魚、根菜類、緑黄色野菜という伝統は受け継いでいたので、かなり副食の比が高かったにせよ、良い結果に導けたのでしょう。

主食と副食の逆転!?
1975年当時はすっかりハイカラな料理も増え、油脂を使った料理は多かったことを記憶しています。 私も鶏の唐揚げ大好きでしたし、テレビではインスタントカレーやカップ麺のコマーシャルも珍しくなかったように思い出されます。 別の記事の中でも触れましたが、1975年を過ぎた頃から(正確には1970年くらいから既に始まっていたと思いますが)弁当箱内の主食と副食の割合が逆転するという奇妙というか、私の目には羨ましく映った現象が見られるようになりました。

鈴木その子の“やせたい人は食べなさい”が一世を風靡
いずれにしても歴史は繰り返されるではないですが、誤った食事バランスが彼の鈴木その子氏によって是正されたかのごとく、お米を中心に炭水化物や伝統的な和菓子に注目が集まるようになりました。

繰り返される歴史
さらに、GI値の低い食品を献立に組み入れることで血糖を安定化させる低インシュリンダイエットの出現で、もはや炭水化物は恐いものではないと拍車をかけてくれたのはありがたいのですが、これを曲解して、血糖をあげない方が良いなら糖質OFFが良いだろう、さらにはAGEが多くの病のトリガーとなるから糖類は摂らない方が良いだろうなどと大衆を煽ります。 結局十分近代化欧米化の進んだ1975年頃の日本の食事ですら健康的にやせられたなどと報じられると、一体どこに辿り着きたいのかと目が離せない感は拭えません。

栗で美しく変身した女性がいた タイトルとかけ離れた内容になりつつありました。 恐らく30年ほど前だったと思いますが、タモリさんの冠番組「笑っていいとも」のあるコーナーで仰天のビフォーアフター的なものがありました。 その中で多くの人が驚きと賛辞?の声で響めいた人が紹介されたのです。天津甘栗を食べ続けて肥満から解消され、美しく別人になったという若い女性が映し出されたのです。

まとめ
私は「さもありなん」と思いました。 伝統的な日本型食生活とは言えなくも、炭水化物(糖質&繊維)やビタミン、ミネラルを豊富に含み、徒に調味しなければ脳や神経も喜ぶ理想的なエネルギー源だからです。 その後も色々なダイエット法が出ては消え、消えては新たに出現しを繰り返しておりますが、「栗でダイエット!」みたいな方法は脚光を浴びることもなくなく、「笑っていいとも」で響めいた人達の記憶から消えていったに違いありません。 それにしても栗でやせられたらびっ栗でしょうね。
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