愛蔵版『軽シン』届く

『ＺＵＢＡ！』下描き中

今日、届きました。
愛蔵版『軽井沢シンドローム』（全５巻セット）。

懐かしいです。
涙が出ます。
高校時代を思い出します。

1985年くらいの漫画ですが、
いま読んでも何というか…おされというか…
きっちりした仕事してますね～。

読み返してみてだんだん思い出してきましたが、
たがみよしひささんって、あの当時僕の読書歴の中では始めて「写真をコピーして、背景として使った漫画家さん」だったような記憶があります。
車もリアルだしね。

…っていうか、いちいち構図・アングルなんかこだわってるんだよね。
丁寧な仕事してます。
さすが、当時の『ビッグコミック　スピリッツ』で
「めぞん一刻」「美味しんぼ」「傷追い人」「ＹＡＷＡＲＡ！」などを抜いて人気第１位に一瞬でもなったことのある漫画だわ。

■参考リンク
たがみよしひさ(Wikipedia)

やっぱ…とにかくとことんネームにこだわる、
絵にこだわるという事が、
漫画家が見せられる唯一の「誠意」なのではないかと思いました。
いや…締め切りを守るっていうのも入れときますか。

やば…
今描いてる下描き、全部描き直したくなっちまった…。


とにかく、『軽シン』をチラチラ横目で見ながら下描きを進めてまいりたいと思います。

■流星光の作品は、月刊ＺＵＢＡ！でお読みいただけます。

--漫画家・流星光（ながれぼしひかる）の個人サイト-- --Mangaka Hikaru-Nagareboshi's web site--

眠い眠い眠い…

『ＺＵＢＡ！』下描き中

いくら寝ても眠い。

春眠暁をおぼえずと言いますが…
確かにさいきん暖かいからな～春みたいに。
今日一日何もしなかった。

「相棒」ファンの妻が
雑誌「ビッグコミックスペリオール」で連載中の漫画版「相棒」を読んで言った。

「どうしてこの漫画を描いているのがあんたじゃないの？」

それは…僕がサボってばかりいる漫画家だからです。
普通の漫画家さんは、朝起きてから夜寝るまでの間
ずっと仕事をしています。

普通の漫画家さんは、
ご飯食べた後だらだらテレビを観ながらウトウトして、
終いにはコタツで寝てしまって、
自然に目が覚めるまで惰眠をむさぼったりしないのです。

はー、こんな時アシスタントでもいてくれたらなー。

今日は、脳が眠っていたのだ、きっと。
それなのに「脳を活性化する法」を試すのを忘れた…。

【脳を活性化する法】
とにかく体を動かす。
漫画の場合、手を動かす。
手を動かして何でもいいから絵を描く。
その動作を続けているうちに、脳が「漫画描く脳」になっていくのだそうだ。

スポーツ選手がやるルーティンワーク（っていうの？）
そういう意味があるらしい。

修行僧がやってる毎日同じ決まった雑用なども
その一つと聞いたことがある。

とにかく脳の無意識の部分に働きかけるには、
どんなことを考えてもダメ。
脳の無意識部分には大脳新皮質よりも体の方が強いつながりをもっているらしい。

だからこれからやってみる！
コーヒー淹れてからね。

■流星光の作品は、月刊ＺＵＢＡ！でお読みいただけます。

--漫画家・流星光（ながれぼしひかる）の個人サイト-- --Mangaka Hikaru-Nagareboshi's web site--