さいきんの流星光
元漫画家 流星光(ながれぼしひかる)の雑記ブログ/Amazon商品のアフィリエイト広告があります。
 



ブログ・ランキングに参加中です!にほんブログ村 漫画ブログ 漫画家へ



映画観る。
1月の4本目(4本目/2011年)。

WOWOW映画

『板尾創路の脱獄王』(2010年/日本)

捕まっても捕まっても脱獄を繰り返し行う囚人がいた。
この映画は、一人の看守と脱獄王と呼ばれた囚人の物語である。

う~む…。
つーかこれ、緒方拳主演のドラマ『破獄』の…。

パクりっぽいシーンもあったなぁ。

ま、最後は違いますけど。




ちょっと松本人志の『大日本人』に通ずる感想を持ちました。
最後はちょっと…どうでしょうかねー。


まあでも楽しめました。
最後まで観られました。

タイトルに、『板尾創路の…』って入るところが笑えました。



■ウィキペディア「板尾創路の脱獄王


--------------------------------------------
【宣伝】
流星光の漫画
『夫の部下に力ずくで抱かれて…』(全25話予定)
は、コミックシーモアでご覧いただけます。

携帯電話からしか読むことが出来ませんので、
ご了承ください。
--------------------------------------------
■携帯コミックサイト「コミックシーモア」
■「ブログ連載マンガ…by流星光」
■USTREAM版「漫画の描き方by流星光」
■流星光のスカイプID:hikaru-n43
タイムマシーン・ジャーナル←流星光のHPです。
■漫画/質問&議論掲示板
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画家へランキングに参加しています。
おもしろいと思ったらクリックしてください。
それが私の得票数になります。
--------------------------------------------

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




ブログ・ランキングに参加中です!にほんブログ村 漫画ブログ 漫画家へ



映画観る。
1月の3本目(3本目/2011年)。

WOWOW映画

『五瓣の椿』(1964年/日本)

タイトル、「ごべんのつばき」と読みます。
山本周五郎原作で野村芳太郎が監督をつとめたのこの映画は、
僕はまったく観る気もなく、

「一日一本ペースで観るようににしないと、年間250本は無理だな~。
 とりあえず観とくか」

くらいの気持ちで録画したのですが、これが大当たり。
主演は岩下志麻と加藤剛。
その他にも田村高廣、山岡久乃、市原悦子と豪華顔ぶれ…
とか言っても、当時はこの顔ぶれはおそらく「豪華」と言う感じじゃなかったのかも。
僕の知らない名優さんたちが、おそらくたくさん出ていらっしゃる。

11月から僕は、映画を観るのがブームになっておるんですが、
観る映画観る映画だいたいハズレな訳で、
20本に1本アタリがあるかなー、くらいの感じで思ってました。

その中で、この『五瓣の椿』は最高得点です。

どうしてサイコーなのでしょうかねー。
ストーリーが、特に奇抜という訳でもないのです。

江戸時代、おそらく中期から後期くらいなのかなー、
淫乱の母親を持ったおしのという20歳の娘の復讐劇です。
浮気を続けた母親も悪いんですが、
その母親をたぶらかした悪い男たちを次々と殺害していくのです。

おしのの心にあるのは、
体が弱く、妻への恨みつらみを抱えながら無念の死をとげた父親のこと。
おしのは父親のため、ケダモノのような男たちを殺していくのです。

八丁堀の与力・青山(加藤剛)は、
刑事の勘ならぬ与力の勘で、この事件は一筋縄にはいかねぇと捜査を開始します。

江戸時代の捕り物というと、けっこう乱暴にチャンバラやったり
悪人をぶった切ったりするシーンがありますが、
この映画は、まるでありません。

現代の老刑事のように、与力・青山は、聞き込みと証拠集めによって、
犯人を特定していきます。
江戸時代の「捜査もの」というのは、僕は始めて観たかも知れません。


青山も、犯人はおしのだと分かっているのです。

だけど調べを進めていくうちに、おしののあわれな生い立ちも明らかになり、
次第におしのを応援しようという気持ちが芽生えてきます。

そんなお話。




とにかく昔のよくできた時代劇は、会話シーンで江戸時代を感じさせますね。
最近の時代劇は、安い「江戸時代ふうのセリフ回し」を多用して、
無理やり江戸時代っぽくしてますが、
昔のこういう映画を観て勉強していないというのが分かります。

野村芳太郎がすぐれているのか、脚本家の井手雅人がすぐれているのか
人の動き、からませ方がうまい。
シナリオを勉強する人は、ぜひ観た方がいいと思います。

こういう映画を観ると僕は、
観客を引っぱっていくのは、ストーリーの面白さだけではないんだなと思います。
作り手が、一つのシーンの中の人の動かし方に、
どれだけ神経を使っているかって重要ですよね。
僕は、ストーリーがどうとか言う前に、そこら辺のずさんさで
観続けるのが嫌になってしまうケースが、ものすごい多い気がします。



■ウィキペディア「五瓣の椿」

--------------------------------------------
【宣伝】
流星光の漫画
『夫の部下に力ずくで抱かれて…』(全25話予定)
は、コミックシーモアでご覧いただけます。

携帯電話からしか読むことが出来ませんので、
ご了承ください。
--------------------------------------------
■携帯コミックサイト「コミックシーモア」
■「ブログ連載マンガ…by流星光」
■USTREAM版「漫画の描き方by流星光」
■流星光のスカイプID:hikaru-n43
タイムマシーン・ジャーナル←流星光のHPです。
■漫画/質問&議論掲示板
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画家へランキングに参加しています。
おもしろいと思ったらクリックしてください。
それが私の得票数になります。
--------------------------------------------

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )