さいきんの流星光
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村上春樹『職業としての小説家』に、
デビュー作の『風の歌を聴け』は、
いちど英語で書いて、
それを日本語に翻訳するかたちで文章をつくっていったと書いてあった。

それはいったい、どんな文章なんだろうと興味を持ったので、
買って読んでみた。

読めなかった…。

三分の一までは、真面目に読んだんだけど、
章によってまったく違うかのような内容の文章の羅列というか…。

そういや、『職業としての…』のなかで、

「経営していたジャズ喫茶の営業が終わってから、
家で、毎晩キッチンのテーブルで、気が向くに任せてペンを走らせて書いた」

と書いてあったのを思い出した。

そうやって、断片的にたまったものをつなぎ合わせただけのものなんじゃないかとも思えるような、そんな流れ。

何よりも受けつかなかったのが、会話の流れだった。

会話の途中で、まったく関係ない話を始める感じっていうのかな。
何かの説明をしている時に、

「そういや『○○○○』っていう小説を読んだことがあるか?」

とか関係のない事を言い出す感じのセリフですよ。
当時は、それがオシャレという事になっていたのかどうかわからんが…、

ちょっと僕は、イラっとくるだけだったな。

『職業としての…』の文章も、僕は読んでいてちょっとイラっとしてしまったんだった。

僕が嫌いな( )を多用する文章だったから。

(引用)

学校が懐かしいと思ったことは(たぶん)一度もないかもしれない。

(引用ここまで)

こんな感じで。

さすがに小説では( )は使ってなかったけど、
すごく多用する人だな、という印象をもった。


とにかく三分の一まで読んで、あとは二秒ごとにページをめくり続けて最後までめくりきった。

その過程で目にとまった言葉を認識するという読書方法に切りかえたわけだ。

案の定、ストーリーは頭に残らず。

『海辺のカフカ』も、ファンタジー色の強い、
ふわふわした小説だな、という感想を持った僕ですが、

この小説も…つーか…、う~ん、やっぱり村上春樹とは相性が悪いのかな僕は。





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