HIKOの趣味三昧な日々

趣味の音楽やスポーツについて、日々の気付きとともに書きつづっていきます

NICHOLAS PAYTON 「FROM THIS MOMENT」

2006年06月20日 20時56分40秒 | CD
梅雨の中休み2日目~という感じで、今日も良い天気になりました。
昨日ほどではありませんが、気温も高くなりました。
さて、火曜日恒例、図書館のCDです。

【今日借りたCD】
●NICHOLAS PAYTON 「FROM THIS MOMENT」(写真)
この人のデビュー当時はウィントン・マルサリスに続く「神童」として、随分騒がれたものですが、それも10年以上も前のことになってしまいました。これはその彼の1994年のデビュー・アルバムです。
彼は1973年9月29日、ニュ・オリンズ生まれで、同郷の先輩ウィントン・マルサリスやその父エリス・マルサリスの指導を受けて腕を磨き、ニューヨークに出てきたのもウィントンの勧めだったそうです。そしてマーカス・ロバーツのプロモーション・ツアーに参加したり、ウィントンの弟デルフィーヨ・マルサリスの推薦でエルビン・ジョーンズのグループに抜擢されたりして頭角を表し、このデビュー・アルバムを出す以前から、ジャズ・シーンではかなり注目される存在でした。ウィントンほどの超絶テクニックではないにせよ、太くて温かみのあるサウンドと情感のこもったフレージングは新人とは思えない堂々たる演奏です。収録曲も半分以上は自身の作曲で、ニユー・オリンズのルーツとハード・バップの肌触りの両方を感じさせます。バックを固めるミュージシャンもみな現在もメイン・ストリームで引っ張りだこのスター・プレイヤーが揃っており、これがデビュー作とは思えない豪華さです。スイング・ジャーナルのゴールド・ディスクに選定されています。
そういえばこの人、矢野沙織ちゃんの3rd Albumにも参加していました。

1.In the Beginning
2.You Stepped Out of a Dream
3.Fair Weather
4.Maria's Melody
5.It Could Happen to You
6.Little Re-Re
7.From This Moment On
8.Rhonda's Smile
9.Sleepwalker
10.Blues for My Brother
11.Taking a Chance on Love
12.To the Essential One
《PERSONNEL》
NICHOLAS PAYTON (tp)
MARK WHITFIELD (g)
MULGREW MILLER (p)
REGINALD VEAL (b)
MONTE CROFT (vib)
LEWIS NASH (ds)

●CASIOPEA 「MINT JAMS」
●CASIOPEA 「EUPHONY」
80年代の作品を2枚。
さすがにサウンド的には古さは否めませんが、懐かしいです。

今日も帰宅後ランニング。今日はちょっとコースを縮めて海岸までは出ずに東海岸商店街、辻堂小学校脇経由の約6kmのコース。所要時間29分でした。
快調!快調!

Cannonball Adderley Quintet 「Mercy,Mercy,Mercy!」

2006年06月19日 21時07分37秒 | CD
今日はまさに「梅雨の中休み」という言葉がピッタリの好天、気温もグングン上昇し夏の到来を感じさせる一日でした。

さて、月曜日はいつも横浜まで仕事で出かけます。当然のように帰りは中古CDショップ「レコファン」でCDハンティングです。

【今日の収穫】
●The Cannonball Adderley Quintet Live At "The Club"「Mercy,Mercy,Mercy!」(写真)
これは1966年7月、シカゴの「ザ・クラブ」におけるライブ録音です。メンバーはこの当時のレギュラー・クインテットで、弟のナット・アダレイの他、後にウェザー・リポートの実質的リーダーとして有名になるジョー・ザビヌルも参加しています。ザビヌルはオーストラリアのウィーン生まれの白人で、ヨーロッパの音楽学校を卒業しヨーロッパで活動した後渡米したという珍しい経歴を持ちながら、黒人に引けをとらないファンキーなピアノを弾いており、キャノンボール・クインテットの最大のヒット作にして、本アルバムのタイトルにもなった「マーシー・マーシー・マーシー」を作曲しています。先日ご紹介した「イン・サンフランシスコ」同様ジャズ・クラブでの実況録音ということで、演奏とともに客席の歓声や掛け声、手拍子といった反応もつぶさに記録されていて、グループのホットな演奏をさらにヒート・アップさせていく様子が手に取るようにわかり、思わず興奮させられます。そしてキャノンボールの演奏はいつもどおり音色は艶っぽくフレーズは急速調で、実にエキサイティングです。
1.INTRODUCTION ~ FUN
2.GAMES
3.MERCY,MERCY,MERCY
4.STICKS
5.HIPPODELPHIA
6.SACK O' WOE
《PERSONNEL》
CANNONBALL ADDERLEY (as)
NAT ADDERLEY (cor)
JOE ZAWINUL (p)
VICTOR GASKIN (b)
ROY MaCURDY (ds)
Recorded live at "The Club" on July 1966
「国内盤・帯なし・美品」納得の1,050円でした。

帰宅後、ランニングをしました。
先日と同じく海岸沿いのサイクリング・ロードを含むコース。所要時間も前回同様35分でした。気持ちよく汗をかいて、風呂上りのビールが最高でした。
こればっかりはやめられませんね~ 

今日のCDと今日のレッスン

2006年06月18日 21時59分45秒 | サックス
今日はせっかくの日曜日でしたが、朝からどんよりとした雲が低く垂れ込めて、昼前から雨が降り始めました。
まず午前中の雨が降り出さないうち図書館へ行き、CDの入れ替えです。

【今日借りたCD】
●Harry Allen 「CHRISTMAS IS SWINGTIME」 (写真)
全く季節外れですが、大好きなハリー・アレンのCDを見つけて即ゲット。
「樅の木」「サンタが町にやってきた」「レット・イット・スノウ」などのクリスマス・ソングのスタンダードを題材にして、ラリー・ゴルディングスのブルージーなオルガンを中心としたトリオのホットな熱い演奏をバックに、スタン・ゲッツ、ズート・シムズの系譜を承継する現代の白人テナーの第一人者ハリー・アレンがあくまでクールなソロを展開しています。 夏に向かうこの時期に聴くクリスマス・ソングというのもオツなものですね。シーズン企画ものではありますが、純粋なジャズ作品としても楽しめます。2000年の作品。
なお、やけに古臭いジャケットの写真はハリー・アレンが7~8歳の頃に家族でスキー旅行に行ったときの写真なのだそうです。

●Art Farmer Quintet Featuring Clifford Jordan 「Live At Sweet Basil」
ベテラン・ハード・バッパーのアート・ファーマー(tp)とクリフォード・ジョーダン(ts,ss)が、リズム・セクションに若手の精鋭3名を従えてスウィート・ベイジルでライブ録音した1992年の作品。「ストレート・ノー・チェイサー」「ブルー・モンク」といったセロニアス・モンクのナンバーやオリジナル曲を交えて、ホットなステージを展開しています。

●East Bounce「Mistral」
「チンさん」のニック・ネームで知られるベテラン日本人ベーシスト鈴木良雄を中心とするグループ「イースト・バウンス」の1999年の作品。リラックスできる爽やかな演奏です。特に藤稜雅裕の伸びやかなサックスの音色が実に気持ちいいですね。
まさにジャケットにある紺碧の海の上を自由に飛ぶカモメになったような気分になります。
図書館CDならではの隠れた名盤の発掘でした。


さて、夕方からはヤマハのサックス教室のレッスンがありました。
今日も湘南モールの周辺は大渋滞でしたが、今週はみんな早めに家を出てきたようで、遅刻者ゼロでした。

【今日のレッスン】
今日は出席率も良かったのでハイ・スピードで進み、内容の濃いレッスンでした。
●Lesson 5 Ex.1
先週出席者が少ないのでシールを張れなかった低音域中心のエチュード。
さすがみんな自主練しているので問題なくすぐにパス。

●Scale Study
テキストもここへきて急にメジャーとマイナーのスケールがたくさん出てきます。メジャーと平行調のマイナー・スケールをセットで覚えることが目的でしょう。
C-MajorとA-Minor、G-MajorとE-Minor、F-MajorとD-Minorが出てきて、メジャー・スケールはもう楽勝ですが、マイナーの方は「メロディック・マイナー・スケール」なので、上りと下りで音使いがちょっと違うというややこしいスケール。
何回か吹いて、一応パス。

●Arpeggio
上で練習したスケールを使ったアルペジオ。ちょっと怪しいところもあったけど、なんとかパス。マイナー・スケールの伴奏のMIDIは「ちょいワル」系のアレンジがちょい笑えます。

●Lesson 5 Ex.4
ここで出てきた高いレ(D)の音を含んだエチュード。なんとなくどこかで聴いたことのある懐かしいメロディー。
高いレの音の音程が皆バラバラで合わず、一人一人音出しして、先生がチューナーを持って回りチェック。私の場合はロングトーンすると最初の出だしが低く、後で合うというパターン。最初からジャストの音程を狙って出せないといけないんですが、力んでしまうと音が低く出てしまうようですね。ロング・トーンをたくさんやって克服しないといけない癖です。
何度か吹いて一応これもパスということに。

●Lesson 5 Ex.4
いよいよ私の苦手なEb-Majorスケールが出てきました。16分音符と2分音符の組み合わせで、リズムもちょい難しめです。隣通しの音を早いテンポで吹いて、指使いを身体で覚えようってことみたいですね。これは来週もう一回。

●Lesson 5 Ex.5
なんとまだ進みます。この曲はデキシーの有名な曲「Sloop John B」。ビーチ・ボーイズがカバーしていたので、聞き覚えがあります。リズムが複雑なのと指使いが難しいのとで結構難易度高いですが、吹いていて楽しい曲です。

今日はずいぶん進んじゃいました。もうすぐLesson 5 が終わり、Lesson 6は短いので、第1巻卒業ももうすぐです。
第2巻に入るとJazz Etudeっぽい曲が増えるということなので、楽しみです。

久々に「虎の穴」へ

2006年06月17日 21時31分54秒 | サックス
今日は朝方は雲が多かったのですが、昼頃からは青空が顔をのぞかせ、気温も上昇しました。さすがに6月ともなると、陽射しも強くなります。久々に見る青空はもうすっかり夏空になっていました。

さて、今日は午後から娘の中学の土曜参観に行くことになっていたので、午前中に予定を消化することにしました。
まず、図書館でCDの入れ替えです。
【今日借りたCD】
●RICHARD ELLIOT 「AFTER DARK」 (写真)
今まで聞いたことのない名前のアーチストがテナー・サックスを持っているジャケットのCDを発見。しかもレーベルはブルー・ノートということで、はずれはないだろうと思い、早速レンタル。
この人はイギリスのグラスゴー生まれ、LA育ちだそうで、1980年代に5年間ほどワー・オブ・パワーのメンバーとして活動。その前はイエロージャケッツに参加していたこともあり、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースのメンバーとして来日したこともあるそうです。ジャズ畑というよりは、ロック、ソウル畑出身のようですね。アメリカのスムース・ジャズ・シーンではかなり有名らしいです。
スムース・ジャズというとケニー・G以来ソプラノ・サックスの天下という感がありますが、この人はテナー一本槍で、パワフルながらも上品で深みの有るサウンドのテナーサックスを聴かせてくれます。アップ・テンポの曲もいいですが、この人の真価はスロー・バラードで発揮されるようです。ジェフリー・オズボーンのボーカルをフィーチュアした8曲目「If Tomorrow Never Comes」は絶品。またサイモン&ガーファンクルの名曲のカバーの10曲目「Bridge Over Troubled Water」も泣かせます。1994年の作品。

●ケイ赤木 「PALETTE」
日本人として唯一マイルス・ディビスのバンドに参加したことのあるピアニスト、ケイ赤木の2001年の作品。杉本智和(b)、井野信義(b)、本田珠也(ds)、村上寛(ds)、峰厚介(ts,bass clarinet)と日本人ミュージシャンで固めたグループによる録音。マイルス・グループではエレクトリック・サウンドの印象が強いですが、このアルバムではアコースチック・ピアノによるフレッシュな演奏が聴けます。
この人はなんとUCLAでジャズ科の大学教授として教鞭もとっておられるそうです。

●岸ミツアキ 「Swingin' Always」
名前はよく聞くのですが、音は聴いたことのなかった日本人ピアニストの2005年4月、ニューヨーク近郊ニュージャージーでの録音。ゲストにテナー・サックスのハリー・アレンが参加しているということで、悪かろうはずがないと思いレンタル。
ピアノ、ギター、ベース、ドラムのカルテットに曲によってテナーとコルネットが絡むという編成。20年代から40年代の古きよき歌物を中心にスインギーなピアノを聴かせてくれます。バックも良く歌う趣味の良い演奏で楽しめます。
ハリー・アレンのテナーはいつもながらいい音出してます。ここではサブ・トーンは若干抑え目にして軽快なプレイに徹しているようです。
スイング・ジャーナルのゴールド・ディスク。

図書館に行った後、昼食までの2時間程の時間を利用して、サックスを抱えて久しぶりに「虎の穴」に出かけました。
ほんとうに久しぶりなのでちょっと緊張しながら音出しましたが、あの絶妙なエコーのかかった音が聴こえて、うれしくなりました。
ロング・トーン、スケール練習をじっくりやった後、明日のレッスンに備えてテキストをおさらい。
やはり響きのいい場所で吹くと、上手くなったような気がしてうれしいものです。
この感覚を大事にして明日のレッスンに望みたいと思います。
でも、教室で吹くとまた「あら」が目立っちゃうんだよな~

Gerry Mulligan Quartet 「Dream A Little Dream」

2006年06月16日 22時01分05秒 | CD
今日は午前中は湘南地方は大荒れでした。朝から大雨警報が出て、時折りまるで嵐のような強い雨が降ってきました。でもお昼ご飯の後くらいから青空が見えてきて、午後にはすっかり天気も回復しました。
夕方仕事の関係で北鎌倉方面に行ったのですが、うぐいすやひよどりたちがさかんに歌っていました。

さて、ようやく週末の金曜日到来。仕事帰りに図書館へCDの返却と予約したCDの受け取りに行きました。
【今日借りたCD】
●Gerry Mulligan Quartet 「Dream A Little Dream」 (写真)
ジェリー・マリガンのワン・ホーン・カルテットによるバラード集。1994年4月の録音。彼は1950年代にチェット・ベイカーらとともにウェスト・コースト・ジャズのスター・プレイヤーとして活躍しました。その風貌にぴったりの粋でスマートなプレイでバリトン・サックスの第一人者としての地位を早くから築きました。
バリトン・サックスという楽器は男性的な低音域を担当する楽器で、少人数編成のバンドでも通常はトランペットとか、アルトやテナー・サックスなど他の管楽器と組むことが多いのですが、このアルバムは珍しくワン・ホーンで、ダンディな彼のバリトンによる骨太のバラードがじっくり堪能できます。1曲1曲が4分前後でコンパクトなのも飽きさせない構成でよいと思います。
1.Nobody Else But Me
2.Home
3.Dream A Little Dream
4.I'll Be Around
5.They Say It's Wonderful
6.The Real Thing
7.Noblesse
8.Here's That Rainy Day
9.Georgea On My Mind
10.My Funny Valentine
11.As Close As Pages In A Book
12.My Shining Hour
13.Walking Shoes
14.Song For Strayhorn
《Personnel》
GERRY MULLIGAN (bs)
TED ROSENTHAL (p)
DEAN JOHNSON (b)
RON VINCENT (ds)
☆Special Guest(on 11)
BILL MAYS (p)

●Lee Konitz 「Sound Of Surprise」  
2000年、リー・コニッツ73歳の時の録音。往年の代表曲「Subconciouslee」を再演しているのが興味深い。

●Tom Scott 「Night Creatures」
1994年の作品。ロベン・フォード、ディーン・パークス、ポール・ジャクソンJr.ら、フュージョン・ギターのスターたちを迎え、L.A.エクスプレス時代の名曲や、ジャネット・ジャクソン、スティングのヒット曲などで楽しませてくれます。

明日はまた天気は下り坂のようです。
梅雨明けが待ち遠しいです。

ディスク・ユニオン 横浜西口店

2006年06月15日 20時48分22秒 | CD
今日は昼からいかにも梅雨らしい雨が本格的に降り始めました。

午後から仕事で横浜に出かけました。
月曜日に関内のディスク・ユニオンに行ったときにもらった割引券に、「横浜西口店」という記載があるのを発見していたので、早速帰りに行ってみました。
ぜんぜん知らなかったのですが、時々行く「レコファン」のあるビルのすぐそばのビルの2階に、先月オープンしていたようです。
ビル自体もまだ新しくてきれいですが、ディスク・ユニオンの店舗もいかにも「オープンしたて」という感じで、棚の在庫CDもまだ棚になじんでいない感じがします。店舗の規模も関内の店とは段違いに小さい。
古い中古CDショップに行くと、棚のCDが独特の熟成感を放っていて、いかにもお宝が潜んでいそうな雰囲気を感じさせてワクワクするものですが(私だけ?)、新しい店や、ブック・オフのような他業態の中古CD棚には、そういう感覚がないんですよね。
で、今日はあまり収穫は期待できないような気がしましたが、せっかくなので、Jazzのコーナーを端からじっくり見ていきました。
すると、思わずジャケ買いしたくなるCDを発見しました!!

【今日の収穫】
●JEROME RICHARDSON 「MIDNIGHT OIL」 (写真)
ジェローム・リチャードソンの初リーダー作。1958年にプレステッジのニュー・ジャズ・シリーズの中の一作としてリリースされました。5曲中1曲目でテナー・サックスを、他の4曲ではフルートを吹いています。いわゆるマルチ・リード奏者のようです。テナーのプレイは特徴の乏しい凡庸な感じですが、フルートは牧歌的な雰囲気で、なかなかいい感じです。4曲目の「キャラバン」ではまさに砂漠を行くキャラバンを思わせる中近東的なサウンドを生み出しています。
ピアノのハンク・ジョーンズ、ギターのケニー・バレルも、さすがに聴き応えのある演奏をしています。
1.MINORALLY
2.WAY IN BLUES
3.DELERIOUS TRIMMINGS
4.CARAVAN
5.LYRIC
《PERSONNEL》
JEROME RICHARDSON (flute,tenor sax)
JIMMY CLEVELAND (trombone)
HANK JONES (piano)
KENNY BURREL (guitar)
JOE BENJAMIN (bass)
CHARLIE PERSIP (drums)
「輸入盤・OJC・美品」1,260円のところ200円の割引券使用で1,060円でした。

今日の自主練

2006年06月14日 22時19分50秒 | サックス
今日は水曜日「早帰りの日」ということで、早めの帰宅となったので、カラオケ・ボックスヘサックスの自主練に行きました。

【今日の練習】
●ロング・トーンと12Keyのメジャー・スケール
12Keyのスケールはだいぶ身体に染み付いてきました。まだEb、F#、Abあたりが怪しげですが、だいぶよくなってきました。もう少しです。

●PMSのテキスト
前回のレッスンでやったEx.のおさらいをした後、パラパラとテキストをめくって以前のレッスンで苦戦したEx.をもう一度吹いてみました。するとどうでしょう(Before-After??)、かつては譜面を見てもどの音かピンとこなかったのに、今はパッとみてどの音か結構分かるようになっているではありませんか!!
いや~楽譜読みは苦手だったのですが、「習うより慣れろ」を地で行っていますね。地道に自主練を重ねてきた甲斐がありました。
で、気分を良くして、この間先生がカッコよく吹いてくれた「Jazz Etude」に挑戦してみたら・・・・
まだ、吹けませんでした。
KeyはCメジャーなので、簡単なように見えて、実は臨時記号がたくさん付いていて、bや#のオン・パレードという感じだし、楽譜からリズムを感じ取るのが相変わらず苦手!!今度、家の電子ピアノで嫁さんに弾いてもらおうっと。

●「イパネマの娘」
先日の100人サックスのレッスンでもらった楽譜。ちょっと吹いてみましたが、パッキング・パートなので、一人で吹いても退屈です。
早く完成バージョンをアンサンブルで吹きたいですね。
明日から梅雨本番!! 当分の間雨が降り続くようですね。
早く梅雨明けしないかなぁ~      

Brian Bromberg 「Portrait Of Jaco」

2006年06月13日 21時14分43秒 | CD
昨日今日と何とか雨には降られずにすんでいますが、一日中どんより曇っていて気分もふさぎがちになります。
・・・・・・・・・・
昨日のジーコ・ジャパンの負け方といい、日経平均株価の急落といい、日本中が沈滞ムードという感じですね。

さて今日は火曜日、帰りに図書館に立寄る日であります。
【今日借りたCD】
●Brian Bromberg 「Portrait Of Jaco」(写真)
超絶技巧ベーシストとして知られるブライアン・ブロンバーグが敬愛するジャコ・パストリアスに捧げたアルバム。自身のオリジナル1曲を除き、他はすべてジャコの代表的なレパートリーのカバーであり、ウッド・ベース、フレットレス・ベース、ピッコロ・ベース、ナイロン・ストリング・ピッコロ・ベースと様々なベースを駆使し、一曲の中でもこれら複数のベースを組み合わせてプレイすることにより、個性的で奥行きのあるジャコの音楽の世界を表現しています。それにしても彼のテクニックは驚異的というより他ありません。ピッコロ・ベースのサウンドはギターにしか聴こえません。オリジナルはベース・ソロであった「コンティニューム」が3本のベースにドラムスとキーボードが絡むバンド・スタイルで聴けるのは新鮮です。またジャコと関係の深いボブ・ミンツァーが参加して名曲「お前のしるし」と「スリー・ビューズ・オブ・シークレッツ」を演奏しているのは感動的でした。「ティーン・タウン」でのウッド・ベースとエレクトリック・ベースの掛け合いや、ウッド・ベースでプレイする「ザ・チキン」も新鮮です。「カム・オン・カム・オーバー」で聴けるビル・チャンプリンとボビー・キンボールのボーカル・デュオも珍しくて楽しいですね。2002年の作品。


●THE TONY WILLIAMS LIFETIME 「TURN IT OVER」
1969年にアルバム「エマージェンシー!」で衝撃的なデビューを飾ったトニー・ウィリアムス・ライフタイムの1970年の第2作。
メンバーは
TONY WILLIAMS (ds,vo)
JOHNMcLAUGHLIN (g,vo)
LARRY YOUNG (org)
JACK BRUCE (b)
元クリームのベーシスト、ジャック・ブルースを新たにメンバーに加え、深いディストーションのかかったジョン・マクラフリンのギターとラリー・ヤングのホットなオルガンのせめぎあう中をトニーのドラムスが縦横無尽に駆け巡って、熱いジャズ・ロック・サウンドを聴かせてくれます。

●JIM HALL & PAT METHENY
現代ジャズ、フュージョン・ギター界の第一人者パット・メセニーと、ジャズ・ギターのバーチュオーソ、ジム・ホールとの夢のデュオ・アルバム。二人の人間性を感じさせる温かいサウンドに満ちています。1998年の録音。

雨が降らないうちにと思い、帰宅後ランニングに行きました。いつもの川沿いのコースをすこし延長して河口付近から海岸沿いのサイクリング・コースに出て、辻堂のおでんセンター前を曲がって辻堂駅方向に戻るコース。今日は調子が良くピッチを上げて走れました。
一周約6.5km、所要時間34分。
このコースでは今までの最短記録かも・・・

THE CANNONBALL ADDERLEY QUINTET IN SAN FRANCISCO

2006年06月12日 21時39分45秒 | CD
また新たな一週間が始まりました。
月曜日は横浜で会議があることが多く、今日も午後から横浜に出かけました。
帰りはいつも通り関内・馬車道のディスク・ユニオンに直行!!

【今日の収穫】
●THE CANNONBALL ADDERLEY QUINTET IN SAN FRANCISCO (写真)
1959年10月、サンフランシスコのクラブ「ジャズ・ワークショップ」でのライブ盤。
メンバーは、キャノンボール・アダレイ(as)、ナット・アダレイ(cor)、ポビー・ティモンズ(p)、サム・ジョーンズ(b)、ルイス・ヘイズ(ds)のクインテット編成です。
ナット・アダレイはキャノンボールの3歳年下の弟で、明るい音色のコルネットが特徴です。
ボビー・ティモンズはアート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズでの活躍で有名なピアニストで、あの「モーニン」の有名なゴスペル調のピアノ・リフもこの人です。さすが、このアルバムでもファンキーなピアノを聴かせてくれます。
キャノンボールは1958年にリバーサイドの専属ミュージシャンとなりましたが、当時彼はマイルス・デイビスのクインテットの一員でもあり、既に「マイルストーンズ」や「カインド・オブ・ブルー」といったジャズ史に残る名作に参加し名演を残していました。この作品は59年の9月にマイルスの下を離れ自己のレギュラー・クインテットを編成して間もなく実況録音されたもので、当時の彼の代表的なレパートリーが収められています。
チャーリー・パーカーの後継者として吹聴され注目を浴びた彼でしたが、その名と体格のとおりの「爆弾」のような力強く明るいサウンドとダイナミックでスピーディーなフレージングは実にエキサイティングで、クラブの聴衆達も一曲目から熱くなって盛んに声をかける様子が聞けます。
なお、このアルバムはリバーサイド・レーベルでも1・2を争うヒット作となり、キャノンボールの名を一躍有名にするとともに、リバーサイド・レーベルの飛躍をももたらした記念すべき作品です。
「国内盤・帯なし・20bitK2」妥当な1,050円でした。

今日のレッスン

2006年06月11日 20時54分21秒 | サックス
今日はせっかくの日曜日ですが、朝から梅雨本番を感じさせる雨が振り続けていました。

昨日の100人サックスに続いて、今日はレギュラーのサックス教室のレッスンでした。
ただでさえ雨の日曜日は車が多いのに、先日オープンしたMr.Maxの影響で道路は大渋滞!!
湘南モールまで徒歩で行ける私は無関係ですが、車で来る生徒さんの中には30分も遅刻する人もいました。
落ち着くまでの1~2ヶ月位は当分この調子なのでしょう。

【今日のレッスン】
●Lesson.4 のEx.7とEx.8
前回のレッスンで消化不良だったところ。速いパッセージと息継ぎのタイミングの兼ね合いが難しい。自主練の成果もありなんとか合格シールを張れましたが、ちょっと音を犠牲にして息継ぎを優先した感も・・・・
オマケとして先生が「循環呼吸」のワザを見せてくれました。先生は「誰にでもできるよ」と言いますが、私にはマジックにしか見えない。
・・・・・・・・・・

●Lesson.5 のEx.2
この章ではALTO SAX の最低音域であるC# B Bbが中心になりますが、このエクササイズは途中Bの音が一回出てくるだけです。どちらかというと16分音符の指使いのレッスンという感じ。さらっとやって「はいシール張って~!」

●Lesson.5 のEx.3
このエクササイズは4分の2拍子のいわゆる「マーチ」の練習。先生がいつも言っている「どんな曲も情景を思い浮かべて吹く」ということで、幼稚園児が楽しく遠足しているシーンを思い浮かべて吹くことに。「きっちり楽譜どおり吹くのでなく、多少音程やリズムが狂ってもいいから『楽しそうに』吹いてください」という先生のリクエストに答えて、思い切って崩して吹きました。楽しい遠足に聴こえたでしょうか。
「シール張りましょうか!!」

●おまけ P.41の「Jazz Etude」
YAMAHA PMS のサックスの教本第一巻の総仕上げとして目指しているのが、この曲ということで、今日は特別に先生が模範演奏を聴かせてくれました。
ぬぬ!ボサノバのリズムのなかなかカッコいい曲ではありませんか!!
第一巻を終了すると、こんなカッコいい曲が自分にも吹けるのでしょうか。
なんだかますますガンバロウという気が湧いてきましたよ。