昨年採卵したチャイロマルバネ幼虫の単独飼育を開始しました。
*タイトルに№がある記事は
「カテゴリー」から入ると飼育・観察過程等が繋がります。
↓ 西表島野外個体
↓ 左:西表島野外個体 右:石垣島飼育個体
7月最初の日
まとめ飼いしていた容器をひっくり返すと殆どが終齢になっていました。
↓ 終齢初期
↓ 一部は2齢後期
単独飼育に使用したマットは市販のカブトマットと、幼虫が食べていた基マットです。
新たに赤枯れは入れてません。
カブトマットはふるいにかけ少しだけ加水しました。
↓ カブトマットのふるいがけ
単独飼育の容器は800ccほどのクリアーボトルで
底から三分の一ほどは幼虫が食べていたマットを入れ
その上に配合したマット(カブトマット7:基マット3程度)を
強く詰め込まない程度に入れました。
作成したマットの質はオキナワマルバネ用と大差なく
水分量はそれより少なくしました。
年間の温度管理は温室でだいたい15~27度の範囲です。
↓ 緑線は基マット
このまま様子を見ながら途中で餌追加をし
来年の夏~に羽化すればよいと思っています。
↓ 石垣島飼育個体
昨年は沢山の採卵は出来ましたが初齢幼虫のマットテストで多くを失い
「してはいけないこと」が少しわかったつもりです。
昨年やり残した採卵~初齢管理のテストは今年もしますが
冒険的な試みは終わったので今季は昨年より幼虫の生存率が高くなるはず・・・
↓ 35㎜クラス(飼育)
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