クワガタ~スズメバチ等の覚書

   Photo & Text by こよみ

オキナワマルバネ・5

2016-01-04 21:20:19 | オキナワマルバネ

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。




連休最後の日、少しおろそかにになっていたクワガタムシの世話をしました。

プリンカップで卵から管理していたオキナワマルバネの幼虫を8Lほどの容器に移し替えです。

カテゴリーのオキナワマルバネから入ると飼育過程が繋がります*

親オス 62㎜位






23個の卵を500ccプリンカップ3個に分けて密飼いしていたので

無事に育っていたら少し窮屈になっているかもしれません。



集団飼育は産卵セットに使ったマットを利用します。

母虫を入れていた最終セットのフタを開けると、横たわる母虫が目に飛び込んできました。

バラケた母虫と転倒防止用の木を取り出し

容器を逆さにして固まったマットを崩していくと中から卵が一つ出てきました。

恐らく1.5か月ほど前に産卵されたものと思われますが

この時期は15~20度くらいの温度管理をしているので

孵化に時間がかかっているものと思います。

卵は他にもあるかもしれませんが、冬季屋外ため確認もそこそこに入れ替え作業を進めます。

↓ 産卵セットの中から出てきた卵


8Lほどの容器に3㎝ほどマットを敷いてプリンカップを逆さにして中味を出します。



↓ 念のため幼虫の有無を確認




いました。とりあえず2頭は確認できたのであとはプリン型になったマットを崩さず埋めて終了。

窒息が怖いので押さえて詰めることはしません


最終的に何頭の幼虫が生存しており、何頭の成虫が得られるか判りませんが

マキシムスマルバネの幼虫数頭が3年1化に突入したため

オキマル20頭くらいなら何とかスペースは確保できそうです。

↓ 9月中旬に羽化したマキシムス(1月4日現在)

マキシムスは未交尾でオキマルの2倍は長生きします。




今日はラマヒラタの割り出しも行いました。

結果は✖でしたが、Dorcus rama (Boileau,1897)は思い入れのある種につき

過去の経験も含め、別途書いてみたいと思います。

新年最初の記事は、ブログっぽく納まったような気がします。



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