オオクワガタは年々飼育最大サイズが更新され
今では91㎜を超えるようになりました。
種としての大きさを遥かに超えた巨大品種(?)は
この先緩やかにあと少しその記録を更新するものと想像します。
↓ 野生の大型68㎜と、飼育の大型86㎜台
私の飼育技術と小屋では縁のないオオクワガタ巨大個体ですが
大型血統を用いれば
特別扱いしなくても親虫に匹敵するような
大きな個体が得られるのか試してみたくなりました。
入手した親虫は、異なる二つの系統です。
この掛け合わせはあまり聞かないため
賛否あるところかもしれませんが
試みの元親としては申し分ない血統です。
↓ 種オス:能勢YG血統86㎜台
↓ ちょっと太めの大アゴ
↕ 左:新潟産野外個体68㎜ 右:能勢YG血統86㎜台
↓ 親メス:久留米産55㎜台
飼育条件
親虫 :オス 能勢YG血統86㎜台 × メス 久留米産55㎜台
管理温度:小屋内冬季〜夏季温度=約15〜26度
予定する幼虫の餌:菌床
親虫は共に昨年の夏に羽化した個体なので性成熟しているはずです。
まずは、5日ほど同居させ
交尾未確認のまま、産卵セットにメスを投入しました(3月20日)
2021年3月23日現在、メスは材をよく齧っています。
このまま順調にいけば
来年の夏ころには結果は出るものと思いますが
まずは幼虫を採ることから始まります。
目標は、15頭。
↓ 産んでるでしょ?
↓ 2021年3月27日
↓ 産んでいることを確認(3月27日)
セット1週間で産卵は確認できたためメスを取り出し
用意した新たなセットにメスを移しました。
↓ 2度目のセットは立ち枯れ風 当夜には齧り始めた(3.27)
今回の試みは最近ある専門店で
野生ではありえない大きさのオオクワガタを見たのがきっかけです。
その迫力に思わず息をのみました。
にわか仕立てと、ありきたりな飼育法で
いきなり親に匹敵するような大きな個体(86㎜)を
羽化させられるほど甘くはないと思いますが
スタートは切りました。
私も最近久留米のセット組みました
♂82♀54
ペアリング確認無し一週間同居で!
セット一週間ぐらいで♀ばてました・・
原因は不明です
ちょっとかじっていましたので
2,3頭でも取れればと
岡山産レッドオオクワは
貴重な卵を潰してしまい
坊主となりました
今再セット中です
昔はバカみたいに産ましていましたが
ブランク長すぎで・・・・
PS:ドウイロはやっと1卵確保できました
おめでとうございます!
爆産をお祈りいたします。
こちらは前回もそうでしたが今回もコバエが発生してえらいことになりました。
それでも関係なく産んで孵化しています。
今は、マットを新しくしてコバエ排除しました。
前回は幼虫の餌で失敗したので、今回はフォーテックの「ヒラタ・ノコ一番」にしたところ、相性は悪くないみたいです。
久留米のメス、アウトですか?
少しでも産んでいてほしいですね。
うらやましいです
久留米はまだ52ミリの♀2匹いますので
再セット組みます
血統はかなり良い血統の為
次につなげたいですね