あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

北京ダックの名店はどこか?(その1?)

2014-01-25 02:23:34 | 偉大なる中華料理
 これは自分の力と経験を超えた、力はともかくも時期尚早な質問設定
だった、といきなり反省している。
 実際のところ、これは好みのこともあって難しい。

 拙者の行ったお店の紹介で止めておくべきだろう。

 大菫(ダ―トン)
 市内に何店もある高級店だ。
 油の少ないあっさりとした味が、日本人には向いているのだろう。
 この店のことを嫌いと言う日本人はあまりいない。
 東四十条(東4の10条なので、トンスー、シーティアオ)のお店は昔の
倉庫の建物のそばで雰囲気もある。
 金宝街(ジンバオジエ)のお店は、高級ブランドの入居するビルの中、
1フロアの大部分を貸し切る豪華な造り。

 外せないのが、全聚徳(ヂェン・ジィ・ダ;ぜんしゅうとく)。
 老舗中の老舗。ただし、好き嫌いは分かれる。有名店だけに批判したい
人の批判の対象にもなる。それだけ有名というところか。
 市内各地どころか、中国各地、日本(銀座、新宿)にもお店がある。
 中国語の教科書にはまず、載っている。
 前門(チェンメン)の総本店が良いという人もあれば、後海(ホウハイ)
のお店が水際で雰囲気が良いという人もいる。
 王府井(ワンフーチン)にも店があり、これら3店はそれぞれ観光地から
近いという共通点がある。
 王府井のお店は一度行ったが、拙者も含め、田舎モンの集合場所といった
感じで、北京の銀座にしては垢抜けない客ばかりだった。お上りさんが多い
のだろう。
 観光客はいかないが、最も有名なのは、和平門(フーピンメン)の巨大店。
 中には中国国内はもとより世界各地の賓客がお越しになった際のお写真が
いっぱい。
 先日、個室の扉がすべて閉められ、10分ほどある一行を除き、軟禁状態
にされたと聞いた。国家主席がお越しになっていたそうで、彼の通行中は警備
のために扉が閉められたそうだ。
 かの北の金さん(故人)もこのお店が大好きだったとか。
 昨年6月、財布をスられた日の昼食に食べたのでこの店はとても印象深い。
 たいへん丁寧に料理の説明をしてくれて、サービスも良かった。
 予約なしだったので1時間ほど待たされたが、それでも満足であった。

 (北京ダックだけに、続く、鴨(かも)?)