神代植物園のペチニア
・・・・・・・・・・・・
これから旅も春風のゆけるところまで 種田山頭火
この句は私にとってもっとも印象深い、そして山頭火を意識する句です。
説明的な内容が薄く、すっと言葉が出てきたような句です。
淡々とした境地にたどりついたのでしょうか
私に爽快で、そして、潔いにおいを残してくれます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の映画
「駅」(降旗康男監督・高倉健主演)
同じ映画を今日も見てしまいました。
日本の映画史上最高の作品の一つではないでしょうか。
何度も書きましたが内容の密度が濃く
エピソードを重ねる手法が成功しているかどうか
分りません。
脈略も分りにくいのですが
そんなこと抜きにしてみています。
女優を描かせたら、この監督抜群にいいですね。
この映画では欲張って
倍賞千恵子、いしだあゆみ、烏丸せつ子などが登場します。
どの女優も圧倒的な存在感がありますし
どの役柄も味わい深く、切なく、
男に翻弄されたような部分もある女性です。
映画としてみているから安心して涙するのですが
現実に隣で起きたことだったらうろたえるでしょうね。
融通のきかないぼんやりした感性しかない私としては
何事もないのがいい。
トラブルは避けたい。
そのためなら多少のことは我慢する。
でも、それでは映画になりませんし
映画は日常的に似せた非日常的なものですからね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の万葉集
家にいてもたゆたふ命波の上に思ひし居(を)れば奥処(おくか)知らずも
【現代語訳】
わが家にいてさえゆらゆらと不安定な私の命なのに、危険な波の上で思いつめていると、自分がこれからどうなってしまうのかとても心配だ。
どこの状況なのか分りませんが、赴任途中の海上でしゅうか、それとも防人でしょうか。このような不安な気持ちは、今の船旅とは比較にならないものでしょう。
当時の旅の思いを知ることができました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日のシラ書
貧しき者には耳を傾け
礼を尽くして、穏やかなあいさつを返せ
これまで繰り返し読んだのはシラ書(集会の書)です。
そこで人生の後半戦を生きるために
一行か二行程度読んでみたいと思います。
使用するテキストはフランシスコ会出版のものです。
もちろん信仰の書ですから教訓的な読み方は適切ではないと思いますが
自分なりに読んでみたいと思います。
来年の4月までおつき合いください。
この旧約聖書、つい最近まで旧約聖書として正典として扱われていませんでした。
ですから、当然、プロテスタントの信者の方は
その存在すら十分に承知していなかったものです。
でも、そんなことは抜きにして読んでいこうと思います。
簡単明瞭なので感想を添えるようなこともしませんが
けっこう「なるほど・・・」が多いと思います。
聖書の配列とは関係なく引用します。
ご了解ください。
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これから旅も春風のゆけるところまで 種田山頭火
この句は私にとってもっとも印象深い、そして山頭火を意識する句です。
説明的な内容が薄く、すっと言葉が出てきたような句です。
淡々とした境地にたどりついたのでしょうか
私に爽快で、そして、潔いにおいを残してくれます。
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今日の映画
「駅」(降旗康男監督・高倉健主演)
同じ映画を今日も見てしまいました。
日本の映画史上最高の作品の一つではないでしょうか。
何度も書きましたが内容の密度が濃く
エピソードを重ねる手法が成功しているかどうか
分りません。
脈略も分りにくいのですが
そんなこと抜きにしてみています。
女優を描かせたら、この監督抜群にいいですね。
この映画では欲張って
倍賞千恵子、いしだあゆみ、烏丸せつ子などが登場します。
どの女優も圧倒的な存在感がありますし
どの役柄も味わい深く、切なく、
男に翻弄されたような部分もある女性です。
映画としてみているから安心して涙するのですが
現実に隣で起きたことだったらうろたえるでしょうね。
融通のきかないぼんやりした感性しかない私としては
何事もないのがいい。
トラブルは避けたい。
そのためなら多少のことは我慢する。
でも、それでは映画になりませんし
映画は日常的に似せた非日常的なものですからね。
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今日の万葉集
家にいてもたゆたふ命波の上に思ひし居(を)れば奥処(おくか)知らずも
【現代語訳】
わが家にいてさえゆらゆらと不安定な私の命なのに、危険な波の上で思いつめていると、自分がこれからどうなってしまうのかとても心配だ。
どこの状況なのか分りませんが、赴任途中の海上でしゅうか、それとも防人でしょうか。このような不安な気持ちは、今の船旅とは比較にならないものでしょう。
当時の旅の思いを知ることができました。
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今日のシラ書
貧しき者には耳を傾け
礼を尽くして、穏やかなあいさつを返せ
これまで繰り返し読んだのはシラ書(集会の書)です。
そこで人生の後半戦を生きるために
一行か二行程度読んでみたいと思います。
使用するテキストはフランシスコ会出版のものです。
もちろん信仰の書ですから教訓的な読み方は適切ではないと思いますが
自分なりに読んでみたいと思います。
来年の4月までおつき合いください。
この旧約聖書、つい最近まで旧約聖書として正典として扱われていませんでした。
ですから、当然、プロテスタントの信者の方は
その存在すら十分に承知していなかったものです。
でも、そんなことは抜きにして読んでいこうと思います。
簡単明瞭なので感想を添えるようなこともしませんが
けっこう「なるほど・・・」が多いと思います。
聖書の配列とは関係なく引用します。
ご了解ください。