あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

安倍川で馬は黄粉を浴びてゆき  川柳

2009-05-23 20:11:41 | 日記
箱根湿生花園のブルーポピー

ヒマラヤの高地でなければ見ることができない。
貴重で咲かせるのが難しい花だといわれれば
この淡い青がそれらしく見えます。

初めて観ました。

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安倍川で馬は黄粉を浴びてゆき  川柳

これ静岡県の人なら誰でも分る。
安倍川餅は餅に黄粉をまぶしたものが含まれている。
その知識がないと
???
になってしまう。

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夕べのひとりごと

ふわふわしながらこの年まで生きてきましたが
人生には目的などありはしないし
必要な人は自分で生み出して
それを信じればいい
そう思っている。
人生の目的などなくても何とかなる人は
人様の迷惑がないことだけを注意すればいい。
好きなことをして、夢中になっていられる。
そこに少々のもっともさしい説明がつけばいい。
そう思っている。
でも、そのどちらでもないのが私
考えるのが面倒だから
丸くなって歩いている。
それが一番似合っていると思っている。
多少の迷惑はあるかもれないけれど
邪魔しないから
邪魔しないで・・・・・。



背を汽車通る草ひく顔あげず  放哉

2009-05-23 06:52:57 | 日記


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今日の放哉

背を汽車通る草ひく顔あげず  放哉

山頭火の「ゆるさ」に疲れたので今日は放哉の句
「顔あげず」が放哉ですね。
いわゆる可愛くない。
そんな句ですね。

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今日の万葉集

草枕 この旅の日に 妻離り 家道思ふに 生くるすべなし

この旅のさ中に、妻が遠いところに行ってしまって、家への道中を思うと、どうやえ日を過ごしてよいやら、生きてゆく気もしない。

こんな解説がついていました。
当時の旅はときには死につながることもあったのですね。
仕事、あるいは旅行とは違った意味が含まれていたのですね。
呆然自若ということなのでしょう。
痛ましい風景ですね。

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朝のひとりごと

野球選手の最盛期は30代まで
サッカー選手も似たようなもの
その後の人生をどのように考えているのでしょうか。
誰もがコーチになれるわけでもないし
解説者になれる人も限られているでしょう。
チャンネルを切り替えるのは大変でしょうね。
その点、比較はできないけれど
サラリーマンは定年まで仕事ができる。
どちらがどうだかわからないけれど
それぞれの自分が好きなことをする。
そのこだわりの持ち方なのでしょうね。