あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

春の雪ふしぎなけれど青ざめて  あきオジ

2012-04-04 05:36:08 | 日記
強風が吹いて、落ち着かない一日でした。
今日は写真と撮りに出かけましょうかね。

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づぶ濡れの大名を見る炬燵哉  一茶

(一茶らしい目線で見ている。それがいいですね。お気に入りの一句です。)

夏山や一足づつに海見ゆる  一茶

(一茶の「野卑」ぶる句も面白いし、「斜に」構えた句も楽しいし、「ため息」も共感します。何でもありが一茶の魅力ですね。)

いざいなん江戸は涼みもむづかしき  一茶

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わすれたいこともなくて桜まち  あきオジ

雪降りの温泉宿のあかりかな  あきオジ

寒椿あるがままに咲いており  あきオジ

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願かけをすっかり忘れる桜かな  あきオジ

2012-04-04 05:24:37 | 日記
日光東照宮の春です。
ここにも職人の世界があります。

スカイツリーもそうですが、職人の世界は。サラリーマンしか経験のないものには
ことのほか、不思議で魅力に満ちた世界です。

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風邪のせいでしょうか、気分のせいでしょうか
調子があがりません。
何も頭をよぎりませんし
ぼーとしています。

それでいいのかもしれません。

今、興味をもっているのは「万葉集」です。
文字もままならぬ時代に、格調高く、軸足が狂わない
そんな「和歌」という、形式が生まれたことに驚きます。
また、スケールの大きな歌も恋歌も並列されている面白さもあります。
今は大伴家持と山上憶良に興味をもっています。
スタートラインですね。

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風がほどよく春めいた藪と藪  山頭火

山から白い花を就く机に  山頭火

人声のちかづいてくる木の芽あかるく  山頭火

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いっときの不安なれど春いちばん  あきオジ

土筆つむ夫婦が語る戦後あり  あきオジ

立て直す暮らしもありて春になり  あきオジ

ありがたい顔も見せて花身かな  あきオジ

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いつのまに雪もとけて芽吹くころ  あきオジ

2012-04-04 05:05:05 | 日記
日光東照宮です。
補修工事が続いています。
出かけた時、作業中でした。
職人芸の現場を見ることができてよかったです。

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突風に身をちじめてる桜かな  あきオジ

風吹けば背中であるく隅田川  あきオジ

寒椿音もなしに散る夜なり  あきオジ

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日の花は暮れてさびしやあすなろう  芭蕉

さまざまな事思い出す桜かな  芭蕉

あち東風や面々さばき柳髪  芭蕉