あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

ああそうだフォーレと気づく喫茶店  あきオジ

2012-04-28 06:13:17 | 日記
神代植物公園です。

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春の海終日のたりのたり哉  蕪村

(蕪村の句は美しく構図がしっかりした技巧的ですが、素人の私には、鑑賞するときの距離感がつらいですね。こちらは鑑賞しているだけなのですね。よく分かりませんが、一方通行のような空気を感じることがあります。どうなのでしょうかね。)

剛力は徒に見過ぎぬ山さくら  蕪村

花に暮れて我家遠き野道かな  蕪村

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まあいいか確かめている初夏の色  あきオジ

山吹の池にうつるめまい哉  あきオジ

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はじまりと終わるが行きかう五月そら  あきオジ

2012-04-28 05:36:29 | 日記
神代植物公園です。

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銭臭き人にあふ夜はおぼろなり  夏目成美

のちの月葡萄に核(さね)のくもりかな  夏目成美

起き起きや舌もつれしてはるの雨  夏目成美

(いくつかの句しか知りませんが夏目星美という俳人は魅力的ですね。余裕があり、上品です。生意気な言い方ですが、そう思います。もっと、読みたいのですが、手に入りません。そのうち・・・・、ぼちぼち。)

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夏目成美は、70近くまで生きましたが、40代には仕事から引退して俳句三昧の生活をしていたようですね。
ほどほどの才能と興味があったら、そんな生活も素敵ですね。

でも、そんな全てを俳句に打ち込む情熱はどこをたたいても出てきませんね。
まあ、いいか

ぼちぼち。

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「軽さ」だけ気にする夏になりにけり  あきオジ

戻る道それもなくて夏に入る  あきオジ

西行も汗かきあるく初夏なるか  あきオジ

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過疎となる村で泳ぐ鯉のぼり  あきオジ

2012-04-28 05:21:47 | 日記
神代植物公園です。
つつじの季節になりましたね。
それはそれで素敵なことです。

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櫻散り出かけるさきが見つからず  あきオジ

気が向けば旅でもしようか夏の風  あきオジ

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せみなきやつくづく赤い風車  一茶

旅人や野にさして行流れ苗  一茶

青い田の露を肴やひとり酒  一茶

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連休期間に入りますね。
嬉しいような連休あけの窮屈さなどを感じたりしています。

すっかり臆病になってしまいました。

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ネクタイをいじる右手のぎこちなさ  あきオジ

2012-04-28 05:05:15 | 日記
少女です。

お絵かきをしているのですが
これからさき、上手になるのだろうかと不安になります。

でも、そんなことはどうでもよくて続けることに意味があるようです。
絵手紙らしくなるのには時間がかかりそうです。

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また逢える櫻なればいとおしき  あきオジ

安心が溢れる日々の退屈さ  あきオジ

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ふるさとは遠くして木の芽  山頭火

蕨がもう売られてゐる  山頭火

ここにおちつき草萌ゆる  山頭火

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