スピッツが媚売り娘に顔そむけ あきオジ 2012-04-15 06:21:33 | 日記 昭和記念公園の風景です。 ・・・・・・ 権太楼の独演会に出かけました。 十分に楽しみ、そして濃厚なときを過ごしました。 ・・・・・・ 落語聞く何もかもが春になり あきオジ 権太楼桜散るをどこで知る あきオジ ・・・・・・
櫻散る風もつめたき堀にあり あきオジ 2012-04-15 05:58:53 | 日記 昭和記念公園です。 淡い紫とさくら色 いわさきちひろの世界そのものですね。 ・・・・・・ ありがたし地蔵に供えし桜餅 あきオジ 門前の蕎麦屋に吹きこむ桜かな あきオジ 鐘の音蕎麦屋を抜けて消えてゆき あきオジ ・・・・・・ 春立や菰もかぶらず五十年 一茶 (素の自分を表現することにおいて、人間の匂いが生臭い一茶はいいですね。上品さを求める人には耐えられないでしょうが、野暮ったい私には、「なるほどね」という思いで読んでいます。) 我が春も上々吉よ梅の花 一茶 春雨に大欠する美人哉 一茶 (先日も取りあげましたが、別の句集でも目にとまりましたから取りあげました。) ・・・・・・ あれこれの句集をひろい、気がついたものを取りあげる。 季節にこだわらず、解釈もなく、ただ、面白いから それが選ぶ基準です。 深い解釈やら文法を気にする人には、ずいぶん無作法な基準だと思われるのでしょうが そんなもので十分です。 ・・・・・・
ありえない桜吹雪となりにけり あきオジ 2012-04-15 05:46:15 | 日記 昭和記念公園の春です。 あらゆるものが冬を耐え そして、新しい季節を精一杯生きている そんなことを感じますね。 ・・・・・・ 金曜日 塩山の慈雲寺へ出かけました。 帰りは山路を歩きました。 下り道しかなったので気楽でしたが 塩山のかつての繁華街は、シャッター街でした。 人がげもなく 店があったとしても生活できるだけの売り上げがあるとは思えない店ばかりでした。 地方を歩くとそんな街に出会いますね。 生まれておわり そして、新しいところに生まれる。 その繰り返しなのでしょうかね。 東京で暮らしていると そのような現実に遭遇することが少ないような気がします。 ・・・・・ 人もなききシャッター街の幼稚園 あきオジ 見あげれば櫻の向こうに大菩薩 あきオジ 春ならば風の笑顔になりにけり あきオジ ・・・・・・ 何もかも雑炊としてあたたかく 山頭火 病みて一人の朝がゆべとなりゆく青葉 山頭火 けさは水音も、よいたよりでもありそうな 山頭火 ・・・・・・・