14時46分 今年も飯岡の海の見える刑部岬展望館に立ちました。
サイレンが鳴り響く中 1分間の黙とう。
海に向かい 14名の津波の犠牲者の方々と2名の行方不明の方のご冥福をお祈りしました。
あっという間の12年、あの日に生まれたLOは4月から中学生です。
お陰様で大きな病気もせず 元気にお誕生日を迎えられました。
きっと皆さんに見守られているのでしょうね。
この日の午前中 この展望館では 華道家 假屋崎省吾さんの祈りの生け花が行われました。
飯岡海岸から朝掘り起こして持ってきた大きな流木を使い ダイナミックな作品が出来上がりました。
テーマは「時間の流れ」だそうです。
市の花「椿」をはじめ、桜 木瓜 市内で栽培されている 菜の花 ガーベラ 菊 トルコ桔梗 ダリア チューリップ等の花々がふんだんに使われています。
春の優しい花々に込められた 生命力 勇気 そして癒しが感じられました。
その後 旭市の画家 椎名保さんとの対談もあり 最後には 来場者の皆さんと集合写真も撮られ
とても和やかな会となりました。
假屋崎さんのブログでも紹介されています。⇒假屋崎省吾オフィシャルブログ
こちらは 椎名保さんの日本画です。
こちらも祈りが感じられる素晴らしい作品ですね。
生け花や日本画の展示は 31日まで行われているそうですが
お花は生ものですので 早めにご覧になられた方が良いと思います。
刑部岬展望館の周囲には
飯岡灯台
映画の舞台にもなりました
希望の鐘
ちばてつやが育った町の像
冬の空気の澄んだ日には 富士山も見ることが出来る素敵な場所です。
観光案内になってしまいましたが、こちらにお越しの際はぜひどうぞ~
さて展望館で黙とうを行った後、飯岡ユートピアセンターに寄り 献花を行いました。
3月11日はひらりんにとっては 震災の日と同時に孫の生まれた日 本当に特別の日です。
これからも 亡くなられた方のご冥福と
生まれてきた命、生きていることの感謝の気持ちをもって 祈り続けていくでしょう。
今日もお越しいただきましてありがとうございました