たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

林床は春色

2010-04-16 18:34:35 | Weblog
2010年4月16日(金)[2]、湿地には、水芭蕉が数株とホクリクネコノメが咲いていた程度で、他にはほとんど花は咲いていなかった。堆積土砂が溜まりすぎて乾燥地化してきているようである。水芭蕉も湿地より、谷止工と谷止工の間の流路工に堆積した土砂の上にちょうど見ごろとなってたくさん群生していた。
その中に一株だけザゼンソウが混じっていたが、多分水芭蕉も含めて人工的に植えられたか播種された可能性が高い。
一方道端や斜面にはカタクリ、ショウジョウバカマ、キクザキイチゲなどが咲いて、まだ所々に雪が残る早春の里山の風景を駐車場の直ぐ近くで見ることができる。


〈湿地や流れの脇に群生しているホクリクネコノメ〉

〈スプリングエフェメラルの代表カタクリの花〉

〈ザゼンソウとミズバショウ〉
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29年ぶりの再会

2010-04-16 18:15:08 | Weblog
2010年4月16日(金)[1]、長岡市栖吉の自然観察林の中にある湿地と池の改修計画を地元の森林インストラクターたちが、財団の研究助成で調査を行い計画書を作成した。同じ森林インストラクター仲間ということで、その内容のチェックを頼まれた。
 実はそのこと自体にはあまり乗り気ではなかったのだが、そこはかつて30代の若いころ、調査をして計画を作った場所の一部であった。30年近くの時間を経て、そこがどのようになったのかを見たくて引き受けることにした。
 結局、対象となっている池や湿地より、かつての計画範囲を歩き回る方に時間をかけてしまったが、標高300m足らずの里山で当時見つけた大株立のブナたちと29年ぶりに再会できて非常に感慨深かった。


〈29年ぶりの再会を果たしたブナの大株立ち〉

〈歩道沿いの斜面に見られるキブシの花〉

〈私の好きなタムシバの花。ブログ名の「たむたむ」の語源はこの花なのだ。〉
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