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1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

運動会のヒーロー

2006-09-24 21:18:05 | 雑談の記録
今日の運動会のヒーローは、長女でもなく、次女でもなく、ムスコでもなく・・・・

カミさんだ(正しくはヒロインか)。




今朝、ボクは6時に学校に行って場所取りをして、一度うちに戻った後に、7時30分ごろまた学校へ向かった。

運動会係をやってくれてる保護者さんにアイサツをして回って、本部席に着席したのは8時35分頃だった。

運動会の開始時間は8時45分だった。

本部席で校長と世間話を始めて5分ほど経過したころ、校長がアイサツをよろしくお願いしますと言った。

「大丈夫ですよ。今回は原稿もあるし問題ないですよ」と言って、ボクはバッグから原稿が入っている封筒を出し、そこからU会長から預かってきた原稿を取り出した。

しかし、その原稿は・・・・・・、

昨日、自分用にコピーしておいた運動会のプログラムだった!。

「それは違うんじゃないですか」と校長に突っ込まれた!。

ボクはあわてまくった。バックをひっくり返して探した。

ない、無い、ナイ、ないっ。

「どうしよう、先生」ボク

「奥さんはまだ家におんなはっどか」校長

開会式の5分前だった。もう家を出ているだろうと諦めてたけど、ケイタイでTELしてみた。

カミさんは、まだ家にいた。そういえば、カミさんは遅刻常習者だった。

ボクはカミさんに原稿を持ってくるよう頼んだ。

実は、ボクは朝からU会長のアイサツ文を読む練習をしていて、原稿をリビングのテーブルに置きっぱなしにしていたのだ。

定刻どおり、子供たちの入場がはじまった。

ボクは本部前に校長先生たちと並んで、「タノム、カァちゃん」と心の中で叫んでいた。

国旗掲揚が始まろうとしていた。

柵のむこうに、必死で自転車を漕いでいるカミさんの姿が見えた。カミさんは律儀に自転車置き場に自転車をとめているようだった。

なかなか姿が見えない。

国旗の掲揚が終わろうとしているとき、カミさんが掲揚台の前を風のようにとおり過ぎた。(中島みゆきの地上の星が聞こえてきた)

間に合うと思った。

校長の話が始まったころ、ボクの後ろ手に原稿が届いた。

そして、ボクは救われたのだった。

カミさん、ナイスランだった。



だけど、親子競技でカミさんは、その日一番のコロビを見せてくれたのだった。

本部席では大ウケだった。
コメント (5)
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