昨日は,久しぶりに早い時間に帰宅することができたんだけど,そんときリトルリーガーはタタミの部屋で素振りをしていた。
「ハネ投げようか」ボク。
「うん,うん,今日は試合だけん,試合!」リトルリーガーはそう言ってハネ一式を道具箱から出してきた。
「ちょっとぉ!お風呂掃除は終わっとるとねッ!」とカミさんが一喝。
リトルリーガーのフロ掃除を待って試合開始。
リトルリーガーによれば,1セット(約30ハネ)目は練習。
2セット目以降が試合。ルールは以下のとおり。
ボールはボール。ファウルはファウル。ストライクはストライク。トニカク三振を2回したらバッターの負け。
2セット目の20ハネぐらいのとき,ファウルと空振りで2ストライクに追い込んだ。緩いハネを投げてうまくタイミングを外して三振バッターアウト。
リトルリーガーは,突然,憤激しだした。涙鼻水を垂らしながらわけくちゃわからんことを言い出した。ヤツの言い分によれば,ボクがズルイらしいのだ。
ボクはズルクナイと思った。
「オマエぇ,まだ,負けたわけじゃにゃぁたぁ」ボク。
気を取り直して試合再開。
「オマエぇ,ハッキシ言って,そぎゃん力んどったら,打てんばい」ボク。
「力んどらんッ」と雄叫びを上げてヤツはタタミを蹴る。
タイミングを外す投げ方は止めなかった。残り10ハネ,ヤツは全て打ち返した。
3セット目。試合は止めにした。そのかわり「どれが一番」をやった。
「どれが一番」は,その日一番遠くまで飛んだハネにマーク(ハネのコルクの部分に棒線を書く)を付けることと一番飛んだ箇所の確認をするっていう単純なハネ飛ばしのことだ。
4セット目。ピッチャーとバッターが交代。試合になった。
ピッチャーになったヤツはどうしても三振が奪いたかったようだが,速いハネを投げようとするとボールになる。ストライクはボクがぴしゃっとハネ返す。
試合終了後,ヤツはど~んとリビングの床に大の字に寝転がって,足をばたつかせながら「もう,これ面白くないッ~」。
夕食後にキャッチボールのお誘いがかかる。
家の中では,軟球C号をひと回り小さくした縫い目のあるやや軟らかい素手でもキャッチボール可能なボール使ってる。それでも実際に家の中ではキャッチボールはできないから,リビングの端からタタミの部屋の端っこまでの7~8m間でピッチング風なことをやる。ボールは軽いし,距離が短いから,ハッキシ言って,ボールになると捕るのがタイヘンなんだ。
それで,捕れそうなタマをボクが捕り損なうと,ヤツはちゃんと捕らんと面白くないって言う。
「ヤメタ,ヤメタ,ヤメ,ヤメェ」ボクはソファを元の位置に戻して新聞を広げる。
しばらくすると,ヤツは,またボールをいじり始める。
さらにしばらくして,キャッチング風な遊びに加わっていた自分に気がついた。
こんな風に書いてくると,「ほほ笑ましい」って感じなんだけど・・・。
しかし,思うのだなぁ。
いろんな意味で,これでいいのかなぁって。。。。
なんか,なんか違和感を感じる。
「ハネ投げようか」ボク。
「うん,うん,今日は試合だけん,試合!」リトルリーガーはそう言ってハネ一式を道具箱から出してきた。
「ちょっとぉ!お風呂掃除は終わっとるとねッ!」とカミさんが一喝。
リトルリーガーのフロ掃除を待って試合開始。
リトルリーガーによれば,1セット(約30ハネ)目は練習。
2セット目以降が試合。ルールは以下のとおり。
ボールはボール。ファウルはファウル。ストライクはストライク。トニカク三振を2回したらバッターの負け。
2セット目の20ハネぐらいのとき,ファウルと空振りで2ストライクに追い込んだ。緩いハネを投げてうまくタイミングを外して三振バッターアウト。
リトルリーガーは,突然,憤激しだした。涙鼻水を垂らしながらわけくちゃわからんことを言い出した。ヤツの言い分によれば,ボクがズルイらしいのだ。
ボクはズルクナイと思った。
「オマエぇ,まだ,負けたわけじゃにゃぁたぁ」ボク。
気を取り直して試合再開。
「オマエぇ,ハッキシ言って,そぎゃん力んどったら,打てんばい」ボク。
「力んどらんッ」と雄叫びを上げてヤツはタタミを蹴る。
タイミングを外す投げ方は止めなかった。残り10ハネ,ヤツは全て打ち返した。
3セット目。試合は止めにした。そのかわり「どれが一番」をやった。
「どれが一番」は,その日一番遠くまで飛んだハネにマーク(ハネのコルクの部分に棒線を書く)を付けることと一番飛んだ箇所の確認をするっていう単純なハネ飛ばしのことだ。
4セット目。ピッチャーとバッターが交代。試合になった。
ピッチャーになったヤツはどうしても三振が奪いたかったようだが,速いハネを投げようとするとボールになる。ストライクはボクがぴしゃっとハネ返す。
試合終了後,ヤツはど~んとリビングの床に大の字に寝転がって,足をばたつかせながら「もう,これ面白くないッ~」。
夕食後にキャッチボールのお誘いがかかる。
家の中では,軟球C号をひと回り小さくした縫い目のあるやや軟らかい素手でもキャッチボール可能なボール使ってる。それでも実際に家の中ではキャッチボールはできないから,リビングの端からタタミの部屋の端っこまでの7~8m間でピッチング風なことをやる。ボールは軽いし,距離が短いから,ハッキシ言って,ボールになると捕るのがタイヘンなんだ。
それで,捕れそうなタマをボクが捕り損なうと,ヤツはちゃんと捕らんと面白くないって言う。
「ヤメタ,ヤメタ,ヤメ,ヤメェ」ボクはソファを元の位置に戻して新聞を広げる。
しばらくすると,ヤツは,またボールをいじり始める。
さらにしばらくして,キャッチング風な遊びに加わっていた自分に気がついた。
こんな風に書いてくると,「ほほ笑ましい」って感じなんだけど・・・。
しかし,思うのだなぁ。
いろんな意味で,これでいいのかなぁって。。。。
なんか,なんか違和感を感じる。