こないだの日曜日は長女ユーの運動会だった。
ユーが手渡したくれた運動会のプログラムには,蛍光ペンで塗られた部分があった。
『200m 全女』が塗られていた。
それに気付いた馴染みの野球オヤジたちに「ムスメさんは,200mの選抜選手じゃないですか」って言われたけど,そんなぁウチの子に限って選抜選手なわきゃねーだろーと思ったボクは,「全女って書いてあるから,200mは全員走るって意味なんじゃないんですかぁ?」なぁんて中学運動会ド素人のボクはトンチンカンな返事をしてしまった。
競技が始まってすぐに分かったけど,確かに200mとかは足に覚えがあるような体育会系の子供達ばかりで,なんでユーが200mに?って思わざるを得なかった。
ユーは外側から2番目のレーンだった。
オヤジたちは,「お,お,おぉッ!,令嬢参上」なぁ~んて冷やかし半分で叫ぶのだった。
号砲!・・・・・・・・・ゴーーーール!
4馬身以上の大差をつけられてビリだった。
「いやぁ~,今の組の子たちはみんなすっごい速かったですもんねぇ~」
同情とも励ましとも聞き取れる言葉が保護者用テントに広がった。
「完走おめでとう!」
ボクは盛大に拍手を送った。
オヤジたちも「ナイスラン,ナイスランだった」って拍手してくれた。
夕方,ユーに聞いてみた。
「なんで200mなんかにでたとや」
「なんとなく・・・・,200mがあんなに長いって知らんかったもん」
「一緒に走る子たちの名前を知ってガーンってきたし,走ったらさらにガーンってきたったい」
「ほんっと,200m走ったら死にそうになるとよぉ~」
ユーはフシギちゃんなのかもしれない。
ユーが手渡したくれた運動会のプログラムには,蛍光ペンで塗られた部分があった。
『200m 全女』が塗られていた。
それに気付いた馴染みの野球オヤジたちに「ムスメさんは,200mの選抜選手じゃないですか」って言われたけど,そんなぁウチの子に限って選抜選手なわきゃねーだろーと思ったボクは,「全女って書いてあるから,200mは全員走るって意味なんじゃないんですかぁ?」なぁんて中学運動会ド素人のボクはトンチンカンな返事をしてしまった。
競技が始まってすぐに分かったけど,確かに200mとかは足に覚えがあるような体育会系の子供達ばかりで,なんでユーが200mに?って思わざるを得なかった。
ユーは外側から2番目のレーンだった。
オヤジたちは,「お,お,おぉッ!,令嬢参上」なぁ~んて冷やかし半分で叫ぶのだった。
号砲!・・・・・・・・・ゴーーーール!
4馬身以上の大差をつけられてビリだった。
「いやぁ~,今の組の子たちはみんなすっごい速かったですもんねぇ~」
同情とも励ましとも聞き取れる言葉が保護者用テントに広がった。
「完走おめでとう!」
ボクは盛大に拍手を送った。
オヤジたちも「ナイスラン,ナイスランだった」って拍手してくれた。
夕方,ユーに聞いてみた。
「なんで200mなんかにでたとや」
「なんとなく・・・・,200mがあんなに長いって知らんかったもん」
「一緒に走る子たちの名前を知ってガーンってきたし,走ったらさらにガーンってきたったい」
「ほんっと,200m走ったら死にそうになるとよぉ~」
ユーはフシギちゃんなのかもしれない。