1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

講演その3「若い1」

2011-08-17 16:40:01 | 雑談の記録


さて、キーワード①の「若い」ってありますが、それはどういうことでしょうか。
これを理解してもらうためには、「地球カレンダー」が最適だと思いました。
この「地球カレンダー」というのは、地球の46億年の歴史を1年のカレンダーにしてみたものなんですが、これを使って地球の歴史を振り返ると、案外簡単に、地球の歴史が理解できます。また、地球の歴史に親近感が湧いてきます。
これは、その1月~5月の「地球カレンダー」ですが、地球は、お正月の午前0時に地球は誕生します。それが46億年前となっています。
これで見ていきますと、原始生命の誕生は2月25日の39億年前で結構早いなぁ~ってかんじですね。さて、みなさんで、カレンダーを見ていくことにしましょう。
酸素を放出するシアノバクテリアが出てきたのが5月下旬で、それが27億年前くらいですね。
時間がないので省略しますが、後でゆっくりテキストを見て下さい。




地球は大変な気候変動をこれまで何度も繰り返しているのですが、地球には全球凍結と呼ばれ、地球全体が全て氷り覆われた時代なんかがあります。それなんかが6月下旬の23億年前、そして、アメーバなどの単細胞生物が出てくるのが梅雨明けの7月中旬です。
さて、ご覧頂けますように、10月までの間には、みなさんよくご存じの恐竜については、キョの字もでてきません。恐竜は、「地球カレンダー」からすると、ずいぶん最近の話しなんですね。




これは11月のカレンダーで7億年から4億年前に当たります。
ようやく11月の中旬に魚類が現れるのですが、これが5億年前で、日本の地層の始まりがだいたいこの時代と同じくらいです。地球カレンダーでいうと、11月の中旬以降ということになり、日本の地層が「若い」ってことがよくわかると思います。




これは12月のカレンダーですが、恐竜がようやく現れるのが12月の中旬でそして下旬には絶滅してしまいます。せっかくですので、12月31日を詳しく見てみましょう。
私たちの間近な祖先と言われているホモサピエンスが登場したのは午後11時37分で、これが20万年前です。後に紹介しますが、阿蘇の最後の巨大噴火があったのが11時49分50秒の9万年前、世界で農耕牧畜が始まった1万年前が11時58分52秒。以下省略しますが、140年前の明治維新が11時59分59秒という具合です。ちなみに地球カレンダーで人の平均寿命は0.5秒ほどです。人間の命は一瞬ですね。
さて、さきほど、日本の地層は11月下旬頃から形成が始まったと言いましたが、これは現在まで続いています。
12月のカレンダーの右端のここを見て下さい。横に古生代、中生代、新生代と書いてあります。歴史の教科書に日本の時代分けとして平安時代、室町時代、鎌倉時代とあるように、地質についても時代分けがあるってことで理解して下さい。そして12月の初旬までが古生代、中旬が中生代、下旬が新生代です。
ご理解頂けたでしょうか。
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