濃飛樹脂軌道

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蓄電型太陽光発電システムの検討

2012-04-16 22:06:12 | 電気・化学
本日ラジオで「蓄電型太陽光発電システム」についての放送が流れていました。
昨年の震災とそれに伴う原発事故以来、計画停電などで電力不安が広がる最中でもあり、ラジオ番組でこういう話題が出てもおかしくはありませんが。
我輩も本格的に取り組むことになりました!

しかし蓄電型太陽光発電システムは設置するのに各種計算が必要です!日照時間や一日の平均電力負荷を割り出し、そこから蓄電池(バッテリー)の必要容量を算定せねばなりません。
もちろんソーラーパネルや充電器以外にも、接続ケーブル・チャージコントローラ(保護回路)・DC-ACインバータなども必要です。それだけでも10万は超えます(爆)
予算が限られるため、ヤフーオークションなどで格安入手を試みた結果:現在ヤフオクでソーラーパネル(12V-100W)2枚を落札、あと2枚入札中。
他に必要なのは、12V-1.2kWhディープサイクルバッテリー・チャージコントローラ30A・DC-AC正弦波インバータ1kW・接続ケーブルなど。これらは予算がついたら整備します。

しかしこれを思いついた理由が、今後購入予定の電気自動車を通勤先で自動充電できる「自動車移動式の蓄電型太陽光発電システム」が欲しいからだというのは…正直恥ずかしいです(爆)
でもそれで航続距離が稼げるならば御の字でしょう!もちろん重量増加や空気抵抗増大による電費の悪化要素も考えなければなりませんが。
ただ急速充電はおろか電気自動車利用者向けに200Vコンセントを用意しているドライブイン・道の駅が少ない現状ではこれが最善だと思います。
問題はi-MiEVの天井面積が少ないこと。ルーフキャリアをつけても普通に考えて2枚が限度、ラジオアンテナを倒しても3枚しかつけられないのは厳しいです。
計算結果は1.5時間100V10A充電で12kmが関の山。割に合わないことが証明されました(TT)
ミニキャブMiEVならば400Wくらい搭載できそうですが、元々走行可能距離が短く暖房が効きにくいバンには難アリです。

3ナンバー普通車の日産リーフならば幅広パネルを使って450W程度。これで2.5時間充電可能ですが…EV専用の美しいフォルムや低い空気抵抗性能を犠牲に思想泣きがします。あまりオススメできないかも。
コンセプトカーが発表され、今後出てくる可能性の高い日産e-NV200なら570W~690W、相当実用的です!商用車で屋根面積が広いし、キャンピングカーのベース車種にもなるだけに末恐ろしいです(笑)
e-NV200+蓄電型ソーラーシステムだと4時間は充電可能。これで32km前後走れる計算ですから通勤距離が片道15km以下なら家庭用電源からの充電は不要ときた。
実走行距離を130kmとすれば、片道35kmでも充電しなくとも走れる日ができるのはありがたいことです。
※こんなことならセレナを買わずe-NV200が出るまで待ったほうが良かったか!(爆)