濃飛樹脂軌道

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養成講座を振り返って。

2016-02-21 18:51:52 | おもちゃ病院
昨日の「おもちゃドクター養成講座in八百津」、今思うといろんな収穫があったと思います。
同時に反省すべきこと・これからの課題も出てきましたが…箇条書きでまとめます。

・町の規模以上に希望者が現れたこと。
主催側の八百津町社会福祉協議会さんも驚いていましたが、講師の我輩も予想外でした。
ただ今思えばこういう生涯学習の機会がなかなか得られにくい小さな町だからこそ集まったのではないかと思ったり。可児市など比較的大きい都市だと市民活動したい人は既にほかの活動に興味が行ってなかなか集めにくかったかもしれませんね。
あえて問題を言うなら、需要の小さい町でどれだけおもちゃを集められるか!?ですが…もしかすると下呂市萩原町の事例を使えば解決の目処は立つかもしれません。

・バリアフリー対応
実は今まで気がつかなかったのですが、自身講習を行うにあたり体のどこかが不自由な方への配慮が少なかったかもしれないと思いました。
それが今回、耳の不自由な受講生が現れたことにより、少し見方が変わりました。
講座開始の数日前に主催側からその情報を聞いたときは少し不安でしたが、いつも通りのパワーポイントプレゼン資料に画像を付け足し、材料や工具などを受講生に回覧する体制は変えませんでした…元々受講生を退屈させないための手段でしたが、これがたまたまうまくいきました。本当ならプレゼン資料にもっと色々付け足す必要があったかもしれませんが、あまり色々書くとアドリブができなくなり講座が硬直化するのでバランスが必要だと思います。
あとで判ったことですが、その受講生と筆談したとき、実はみのかもおもちゃ病院のホームページをしっかり見ていた方であることが判明…実に有難いお話でした。そういうことなら今後もお付き合いして聴覚障害者福祉の一例にすることもできそうです。
蛇足ですが、プレゼン資料の画像を増やす方法は今後自身が行う予定のオフグリッドソーラー市民講座でも使えそうです。まずは画像を追加していかないと(^^;

・やらなくてはいけないことは手短に
今回の養成講座は時間が限られていたこともあり、今まで座学に2時間かけていたのを1時間で済ませてしまいました。ヒントは関のおもちゃドクター養成講座、これも座学は手短に実習をしっかりやっていました。
やらなくていいことはやらない、やらなくてはいけないことは手短に…今回これを重視し、実習も手短に済むよう比較的単純に直るものをチョイスしたつもりでした。ただ実際いきなり修理実習になってもノウハウがないとなかなかうまくはいかず、難しいとの感想を頂きました。こればかりは2回目のおもちゃ病院合同開催で慣れていただくしかないでしょうか。
ただ、修理実習のときにヒントになるメモか何かを作っておけばもっとスムーズに行った可能性もあります。ノウハウ集を作成しておく必要があったかも。

まだ書きたいことはありますが本日はこのへんで。

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