来年2月、大統領に返り咲くトラさん。
着々と、自分の意に沿う人を、大臣など重要ポストに据えて、態勢を整えています。
先頃の選挙で、上院、下院とも、共和党が過半数を超え、トラさんのやりたい放題を止める、「歯止め」は、
難しくなりました。
「アメリカのために、世界の平和のために」、トラさんに「NO」を突きつける、良識ある共和党議員が出ない限り、トラさんの任期4年間は、トラ旋風が、荒れ狂う心配があります。
今朝の、日経「春秋」で、中国の古典に、「争臣7人」という言葉があると、教えてくれています。
「争臣」は、君主に耳の痛い意見を言える臣下のことで、「殿のご乱心」をいさめる臣下なのです。
トップがまわりの意見を聞かず、取り巻き連中も「おべっか」ばかりだと、国が滅びてしまう。
唐の大宗は、政務に、必ずいさめ役を加え、その治世は、空前の安定をもたらしたのです。
企業経営にも通じ、多くの経営者も、いさめ役の重要性を知って、あえて、いさめ役を加えた経営を行っているようです。
いさめ役がいないトラさんの暴走を、止めるには、同盟国や良識ある中立国、国連などの力が大きいはず。
春秋氏は、同盟国の一員として、日本のトップ石破首相にもの申しています。
「直言型で、対等な日米関係を持論にしている石破首相が、『異端児トラさん』のフトコロに飛び込んで、
いさめ役をどのように演じるか。
中国の古い箴言(しんげん=いましめの言葉)に、『信用されないうちにいさめると、相手は悪口を言われたと感じる』ので、悩ましい」と、結び、石破首相のお手並みに期待というところみたいです。
プーさんも、シュウさんも、金さんも、「争臣7人」を追い出して、強権でやりたい放題ですが、長続き難しいでしょうね。
11月27日、「今日は何の日カレンダー」より ノーベル賞制定記念日
▲シェークスピア、18歳で結婚(1582)▲東大名物の赤門、徳川家斉が嫁いだ娘の邸がすぐわかるよう建て
させる(1827)▲東海道四谷怪談の著者、鶴屋南北死去。75歳(1829)▲ベスビオ火山噴火(1926)
▲日本ヨット協会創立(1932)▲新聞夕刊紙、5年9か月ぶり復活(1956)▲皇太子と美智子さん婚約決定(1958)
▲日米安保改定阻止統一行動で、デモ隊が国会構内に突入(1959)▲福岡で第一回国際マラソン選手権。後に
福岡国際マラソンとなる(1966)▲横綱千代の富士が千秋楽で大乃国に破れ、連勝記録は53でストップ(1988)
▲英国首相にメージャー蔵相(47)が選ばれる(1990) ▲愛媛・西尾市で中学生イジメ自殺(1994)▲フランスで
世界初の顔面移植手術(2005)▲ロシアで列車脱線事故26人死亡(2009)▲大阪で府知事・大阪市長のダブル選挙、大阪維新の会の松井知事、橋下市長が当選(2011)▲米火星探査機インサイトが火星に着陸(2018)
▲香港政府に抗議して、香港理工大学に立てこもっていたデモ隊が制圧される(2019)
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